サクラ・ヒバの伐採とモクレン・レンギョウ・イチイの剪定

今日は以前ホームページをご覧になり、お問い合わせくださったお客さま宅へ、桜とヒバの伐採、そしてモクレンの剪定とイチイ(オンコ)の刈り込みに伺いました。
お見積り時には、桜とヒバの伐採のみでご依頼下さったのですが、お客さまが思ってらっしゃったよりお安くサービスをご提供できたようで、モクレンとイチイの剪定もそのお見積りに追加させていただき、ご依頼くださっていました。が、今日伺ったところ更に追加でレンギョウの剪定もご依頼下さることとなりました。
<Before伐採>               <After伐採>
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写真では1本の木のように見えるのですが、右半分にヒバ、左半分に桜といった状態で育っており、いつものように上から順に手のこで枝を落としながら降りて来て、中段より下の幹はチェーンソーで伐採しました。

<Beforeモクレン・イチイ>        <Afterモクレン・イチイ>
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続いてモクレンとその左下にあるイチイです。
モクレンは放っておくとすぐにぐんぐん上へと伸びます。だからといって切り過ぎても徒長枝となってそれ以上に伸びることから、ある程度小枝や葉を残した状態で、可能な限りスッキリさせました。
またすぐそばのイチイも出来る限り薄く刈り込ませていただいています。

<Beforeレンギョウ>           <Afterレンギョウ>
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レンギョウはその特徴として、枝がまっすぐ伸びず、節から小枝がたくさん出るため、なかなか形を維持するのが難しい木です。今回はお客さまの仕立てなおすように小さく丸くして欲しいというご要望にお応えして、下から出てきた若い枝葉だけを残してバッサリ切らせていただきました。

今回はもともと伐採2本のご希望でお問い合わせ下さったのですが、ご予算内で収まるということで、追加作業をたくさんご依頼くださりました。そのお礼といったらおこがましいのですが、せめてもの感謝の気持ちに、生垣の刈り込みを簡単にではありますが行わせていただきました。
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今日はお客さまがせっかくのお休みだったのですが、途中、伐採の経過や、モクレンの経過などを見に来て下さっては、「スッキリした!」「思っていた通りの形になった」「木も喜んでるね」と、嬉しいお言葉をいただきました。
また帰り際に、複数の飲み物を持たせてくださり、ありがとうございました。
またお庭のお困りごとなどがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
本日は本当にありがとうございました。

黒松とプラムの剪定

今日は昨日に引き続き、昨年からのリピーター様宅へ、黒松とプラムの剪定に伺いました。
今日の札幌は朝こそ少し曇っていたものの、昼からは久しぶりの青空となり、暑いくらいの良い天気でした。
<Before黒松(5月のお見積り時撮影)><After黒松>
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昨日は大雨のなか、少し作業を進めてから、写真を撮り忘れていたことに気づき、お見積り時に撮影させて頂いた少し離れ気味な写真となってしまいました。
写真の左側から、クリの木、黒松(今回剪定させて頂いたもの)、ご自宅という並びになっているのですが、今回は高さを3mほど詰めて、自然樹形に仕上げさせて頂きました。
それよりもこの1カ月でのクリの木の葉の出方は凄まじいです。昨年、枝数を相当減らさせていただいたので、密集とまではいきませんが、お見積り時の写真ではまだ疎らにしか葉が出ていなかったクリの木が、たった1ヶ月で立派に葉を広げていました。
<Beforeプラム>              <Afterプラム>
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こちらはプラムです。お隣の野村モミジと喧嘩してしまっており、ご自宅の屋根にも掛かってしまうほど大きくなっていました。今回はできるだけ小さくというご要望にお応えして、バッサリと切らせて頂きました。
ちなみに・・・野村モミジとの喧嘩は、プラムが勝っていたようです(笑)
今回はお客さまが2日間ともに午前中、お出かけされており、お昼過ぎにお戻りになるというお忙しいスケジュールでしたが、昨日は角地の黒松の変化っぷりに「立派になった」と驚かれ、今日は「すごく軽くなって木も喜んでるね」と笑顔でおっしゃっており、この2日間(特に昨日の雨は大変でしたが)の作業が報われた気ました。
また本日はお昼に戻られる際、ジュースやお茶、おやつなども買って来てくださりました。ありがとうございます。
ご近所なのでまた近くを通りかかる際に、前回と今回の剪定後の木の様子を見せて頂きに伺います。
本日はありがとうございました。

黒松の剪定

今日は昨年、クリの木とサクラの剪定を行わせていただいたリピーター様宅で、黒松の剪定を行わせていただきました。ちょうどご近所さまということもあり、昨年切らせていただいたサクラがどうなったか気になり、チラッと通り掛かった際にお客さまとも目が合い、翌日にお見積りのご連絡をいただいたという流れでした。
今回は昨年からお話に出ておりました黒松2本に加え、プラムの木の剪定をご依頼くださりました。どれも大きく育っており、2日間に別けて作業をさせていただく本日がその初日です。
今日の札幌は明け方に大きな雷が轟くほどの悪天候で、予報では大雨でした。それでも出来るところまでと思いお伺いし、黒松1本の剪定を終え、明日に備えて、もう1本の黒松の木のぼり(一部作業)と、プラムの木のぼり(一部作業)を行わせていただきました。
(ちなみにこの木のぼりなのですが、やはり大きな木になると、下から見上げるだけでは、高い場所の枝ぶりが分かり辛く、それだと作業の進め方もなかなか決まらないため、明日に備えて一度のぼってみたというわけです)
<Before>                  <After>
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こちらの黒松は角地にあり、下枝は切った跡があったものの自然なままの姿でした。
Before写真に写っている三脚が3m60cmということで、7~8mの高さまで育った大きな黒松でした。
今回はこの黒松の高さを2.5mほど詰めさせていただき、徐々に立派な枝ぶりに仕立てていくための今回は下地づくりを行わせていただきました。まだ枝の先の方を見ると若干の自然樹形さが否めませんが、1、2年枝葉を育てたうえで、夏場に緑摘みを行わせていただきながら、小枝を作っていきたいと思っています。

また先日、こだま屋に力を貸してくれる植木職人さんとパートナー契約を結びました。
その植木職人さんは札幌市南区方面を中心に活躍されており、こだま屋のお客さまがご近所でもあります、北区・東区・西区・手稲区方面に偏っているため、南区や清田区、北広島市といったお客さまへのお見積りや作業をずいぶんお待たせしておりました。それにより急いでらっしゃるお客さまには他をあたって頂くことも数件発生しており、今回この契約によって、こだま屋の職人直営価格にて、その職人さんにも作業を行ってもらえることとなりました。
<Beforeパートナー職人さん>
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<Afterパートナー職人さん>
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このパートナー職人さんにはたびたび応援をもらって一緒に作業を行っているのですが、人当たりも柔らかく、仕事もとても丁寧で信頼をおける職人さんです。
今回は草刈り作業をお願いしたのですが、こちらのお客さまもお急ぎで、私となかなかスケジュールの折り合いがつかずに困っていたところ、この職人さんに声をかけ、お願いしたという経緯でした。

今月も最長で20日待ちというスケジュールで、かつ南区・清田区・豊平区方面のお客さまには更にお待たせしたり、不本意ながら別の植木屋をあたってもらわざるを得なかったりしていたのですが、今回のこのパートナー契約により、今では作業のお待たせ状況も大きく改善し、これからはさらに南区や清田区方面のお客さまへも迅速なご対応が可能となりました。
これから益々頑張っていきたいと思いますので、パートナー職人さん共々、こだま屋をよろしくお願い致します。
本日もありがとうございました。

AMヤマボウシやサクラの剪定 PMイチイの刈り込み

今日は以前ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅2件に伺いました。
まずは午前中にお伺いしたお客さまですが、こちらは4月にお問い合わせくださり、少々遠方ということで、お客さまの御宅方面で作業のある5月上旬にお見積りに伺い、本日作業を行わせていただいたお客さまでした。
お見積り時には前日お客さまからご連絡をいただいたり、お見積り日当日にご主人さまと奥さまが連絡を取り合われ、お立会いのためにご調整いただいておりました。
こちらのお客さま宅では、ヤマボウシ、モミジ、枝垂れモミジの剪定と、今回苗木で植えられてはじめてハサミを入れられるというサクラの剪定を行わせていただきました。
<Before>                          <After>
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写真の右側から順に、ヤマボウシ、モミジ(紅枝垂れとの接ぎ木)、青枝垂れという並びです。
まずはヤマボウシから行わせていただきました。ヤマボウシは表面を刈り込んだようにびっちりと葉を残す方法もあるのですが、透き剪定を推奨するこだま屋では、あくまで枝ごとに透きながら、遠目で全体を見たときに丸く形づくられる手法で行わせていただきました。またモミジや枝垂れモミジもかなり透かせていただき、今後のお手入れ方法につきましても簡単にではありますが、ご主人さまに伝えさせていただいております。
<Before桜>                <After桜>
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こちらは今回はじめてハサミを入れるというサクラです。
このハサミの入れ方によって、このサクラの将来の樹形が大きく左右することもあり、じっくり眺めながら高さを決め、成長した数年後に喧嘩し合うであろう枝を抜き、完成いたしました。
またご主人さまもおっしゃっていた毛虫ですが、今年の札幌は毛虫の当たり年とも言われており、北区・手稲区を中心に、バラ科の木(ウメやサクラなど)に毛虫がついていることが非常に多いです。
毛虫も5月くらいまでの卵や幼虫の段階では、比較的弱い薬(オルトラン水和剤)などでも効くのですが、6月以降の3cmを超える大きさになると、強めの薬(スミチオン乳剤)などが必要となり、これを散布するには、ゴーグル・マスク・手袋・カッパなどの完全防備が必要となります。
5月にサクラが咲き、葉が出始めたころ、いつまで経っても葉がつかない枝があれば要注意で、枝と枝の間に白い細い糸のようなものが巻きつけられ、そこに卵や毛虫がついているのであれば、早めに対応される必要があります。
今回は作業中、ご主人さまがお庭作りをなされており、そういったお話などもさせて頂けてよかったです。また冷たいお飲み物の出して下さりありがとうございました。また近くを通りかかる際は、特にサクラの成長を楽しみに見せて頂きたいと思います。本日はありがとうございました。

また、昼過ぎから別のお客さま宅へ移動し、イチイ(オンコ)の刈り込みを行わせていただきました。
こちらのお客さまは同年代のご夫婦ということもあり、お見積り時に色々とお話をさせて頂いていたのですが、昨年一軒家をご購入なされ、初めての夏を迎えられるとのことで、お庭をどのように作っていくかをご夫婦で楽しみになされているお客さまでした。
その中でも道路に面した場所にあるイチイを奥さまのご希望で少し丸みのある円錐形に可愛く刈り込ませていただくこととなりました。
<Before>                  <After>
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まずは成長著しい枝を剪定ばさみでカットし、大まかに形を決め、そのあとバリカンで大まかに刈り込み、ほぼほぼの形を作らせて頂きました。今後お手入れを担当なさるご主人さまにもバリカンを手にしてもらい、少し刈り込みのお手伝いもしてもらいながら進め、最後にもう一度短く刈り込みを行い完成しております。
一部、雪の重みであろうせいで、枝が裂けてしまっている個所があり、その枝を今回切らせて頂いたせいで、少し空間が出来てしまったのですが、2~3年もすれば空間も埋まるであろうほど、しっかりと葉を付けた元気なイチイでした。
こちらのご主人さまは建設関係の同じ外現場の職人さんで、色々と職人話をさせて頂いたり、冬の仕事の話をさせて頂いたりと、世間話もさせていただいておりましたが、お互い北海道の冬の仕事は厳しく、また夏場の外現場で危険とも隣り合わせであり、家族にも心配はかけるものの、やはりこの仕事が好きで、好きなことをやらせてもらいながら生計を立てることが出来ていることの幸せを改めて感じることができました。
ご夫婦そろって途中様子を見に来て下さったり、お飲み物を出して下さったりと、ありがとうございました。

黒松の剪定ほか

今日は5/31・6/1・6/4の3日間伺って作業を行わせていただいておりましたお客さま宅へ、黒松の剪定と花木低木類の整枝剪定に伺いました。
もともと3~4日の作業予定で、今日が今回ご依頼下さっていた作業の最終日となりました。
本当はもう少し早めにお伺い出来ればよかったのですが、お客さまのご厚意に甘えさせて頂いての本日のお伺いとなりました。
<Before(6/4撮影)>            <After>
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8mほどある黒松です。天端の枝葉の勢いが強く、いつも通り上の方の枝を中心にかなり透かせていただきました。そして少し離れた場所から見たお客さま宅の8mの黒松と赤松がこちらです。
<Before(5/31撮影)>                  <After>
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こちらのお客さまは昨年の冬囲いからお世話になっているのですが、冬囲いもお庭一式すべて行わせていただき、今回の剪定につきましても大きな赤松、黒松、イトヒバにはじまり、枝垂れモミジや梅、イチイやツツジ類、バラなど、色んな木々のお手入れを行わせていただきました。
今日も作業中、ご近所の方が松の木を見に来られたりと、本当に目立つ大きさの松だからこそ、時間はかかりましたが納得のいくまで行わせていただきました。
お客さまも途中、ご予定の合間でお戻り下さり、「良くなった!」とお喜びくださりうれしかったです。
今度はまた冬囲いのシーズンに是非とも伺わせていただければ幸いです。
4日間にわたり大変お世話になりました。ありがとうございました。

また、夕方からは先週、黒松、赤松、五葉松の剪定に伺ったお客さま宅で、赤松の添木(竹の組み換え)にうかがいました。こちらのお客さまもお仕事の合間に、作業のご確認やお支払いをくださるなど、色々を気にかけていただきました。またこのお客さまもご自身でご商売をなさっているのですが、その経営されている方に、「これだけ真面目にしっかり作業をやっていればお客さん受けいいでしょ?!」とまでおっしゃって頂け、非常にうれしかったです。
今日は2件とも会社を経営なされているお客さまでしたが、お二方ともに喜んでいただけよかったです。
お忙しい中、何度もお時間をご調整くださり、本当にありがとうございました。

ウメとモクレンの剪定

今日は以前ホームページをご覧になり、お問い合わせくださったお客さま宅へウメとモクレンの剪定に伺いました。昨日のブログでもご紹介したとおり、本来は今日が作業日だったのですが、今日は朝から天気予報通りの土砂降りで、昨日半分くらいの作業を前倒しで行わせていただき、今日は残り半分の作業(ウメの木2本とハクモクレン1本)を行わせていただきました。
<Beforeウメ1>               <Afterウメ1>
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こちらはお庭の角にある門かぶりの梅の木です。梅の木は古い枝には花がつかず、新しい立ち枝に花芽をつけやすいため、古い枝と徒長枝を落とし、若い立ち枝は出来る限り残す方法で剪定させていただきました。
写真では分かりづらいですが、全体的に1.5mほど高さも詰めております。

<Beforeウメ2>              <Afterウメ2>
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こちらは中庭の梅の木です。こちらも古い太い枝を切ることで高さを詰めて、細い立ち枝を極力残させて頂いています。また、お客さまともお話をしていたのですが、梅の木は上へ伸ばすより、横へ太枝を伸ばしながら、その横に伸びた太枝から出る立ち枝の花を楽しむもので、どちらかというとこの梅の木は、すくすくと素直に上へ成長しているため、また2、3年後にお手入れさせていただく際、更に上へ伸びる太枝を切らせてもらって、低く、横へ広がる枝を、将来作っていく方向です。

<Beforeモクレン>            <Afterモクレン>
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最後はモクレンです。一番高い場所で6m以上はあったと思います。どうしてもモクレンを2,3年放置すると、ぐいぐいと上へ伸びてしまいます。今回はそろそろ出来始めつつある来年の花芽の場所を意識しながら、勢いよく伸びた枝を切り、数本の枝を付け根(幹の部分)から抜かせていただきました。

こちらのお客さま宅も、五葉松やサクランボ、オンコやタマツゲなど、色んな樹木があり、今回ご依頼くださったような高い木もあれば、お客さまがご自身でお手入れなさっているという低めの木もあります。
その低めの木の中でも刈り込むお手入れを行う木が多かったので、充電式バリカンを実際に手にとってもらい、その便利さをお伝えするなど、色々とお話もさせていただきました。
また最後に、「来年は五葉松をお願いするわ」とおっしゃってもらい、その際に今回の赤松や梅の成長も確認させてもらうことを楽しみにしております。
今回は、急きょ昨日の午後から伺わせていただき、そのお陰で(予定通りずぶ濡れにはなりましたが(笑))今日は半日で作業を終えることができました。本当にありがとうございました。

AMエゴノキの剪定など PM赤松の剪定など

今日は昨日に引き続いてのお客さま宅で、追加ご注文いただいたエゴノキの剪定と低木の支柱立てに伺いました。
<Before>                  <After>
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株立ちのエゴノキでしたが、天端を中心にかなり枝葉が混み合っておりました。またそろそろ芯を止めたいというお客さまのご希望もあり、まずは7本すべての芯を止め、内向枝を中心に抜かせていただき、あとは全体のバランスを見ながら、濃い部分を強めに剪定させていただきました。
また、株が外に広がらないようにと、もともとシュロ縄で縛ってあったのですが、直接幹に縛りつけられていたため、成長した幹に縄が食い込んでしまっていました。ですので、今回は7本の幹を保護しながら、改めて外側に株が広がらないよう縛りなおさせていただきました。
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また支柱を立て終わり、お庭でお客さまとも今後のお手入れについて色々とお話させていただいたのですが、ご近所で私が頻繁に通る道ということもあり、「たまに庭を見て、何か手を加えた方が良さそうならいつでも見積りを入れておいて」とおっしゃって下さりました。私も自分で切った木がどのように成長していくかはとても気になり、多少遠回りをしてでも、以前伺ったお客さまのお庭をチラチラと見せて頂いたりもしているのですが、お客さまからこうお声掛けいただけると、堂々と(笑)お庭を見せてもらえます。
またお困りごとなどございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
昨日と今日、2日間に渡りありがとうございました。

そして本来であれば今日の作業はここまでなのですが、天気予報によると明日の札幌は結構な量の雨とのことでした。明日伺う予定のお客さま宅での作業は朝から日没近くまで終日作業を行わせて頂いてようやく終わるくらいのご依頼本数だったということもあり、お客さまに電話し、急きょではありましたが、明日の作業を本日少しでも進めさせていただくことにしました。
明日予定のお客さま宅での作業は、赤松・カイヅカイブキ・ウメ2本・モクレンの剪定で計5本ありました。
今日は12時半~18時まで、赤松とカイヅカイブキ、そしてウメの1本の途中までを行わせて頂いております。
<Before赤松>               <After赤松>
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こちらの赤松は2、3年手がつけられておらず、高い枝を中心に葉のボリュームがたっぷりでした。また日光を好む松なのですが、高い枝に遮られ下枝に少し枯れも見られたため、まずは枯れた枝を全て抜き、高い場所から順々に枝をつくり、最後に緑摘みを行って完成しました。
途中、お客さまも様子を見に外へ出て来て下さったのですが、この変わりように驚かれていました。
<Beforeカイヅカイブキ>         <Afterカイヅカイブキ>
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続いてカイヅカイブキです。こちらは本来のカイヅカイブキらしく枝葉が時計回りに伸びており、軽く透きながら表面を整えていこうと思っていたのですが、内側を覗いてみると、とても立派な枝ぶりでした。ですのでこの枝を外側からも見えるようにしたく、ただ葉を透くだけでなく、枝自体をかなり減らし、幹や枝ぶりも(写真では分かりづらいですが)見えるよう剪定させて頂いております。
今日は急きょの作業をご快諾くださり本当に助かりました。ありがとうございました。また小学生のお子さんが帰宅(帰宅時にちゃんと挨拶もしてくれました)され、夕飯の準備のお忙しい中、お話にお付き合いくださりありがとうございました。和菓子までたくさん持たせてくださり、疲れた帰り道に早速いただきました。
また明日、本日途中になっているウメの木と、まだ手つかずのウメ、モクレンの剪定に伺わせていただきます。本日に引き続きお時間を取らせてしまいますがよろしくおねがいします。

ハルニレ(アカダモ)の剪定

今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へ、ハルニレの剪定に伺いました。
ご依頼くださったハルニレは2本あり、両方ともかなり大きく、8m以上の大木で、幹から近い枝は木のぼりで届くのですが、幹から離れると木のぼりだけでは難しく、今回は12尺(約360cm)の三脚にのぼって、そこから4mまで伸びるロープ式の高太枝切りをつかって作業させていただきました。
<Before1>                 <After1>
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まずは1本目のハルニレです。こちらは9mの高さがあり、まずは木のぼりで天端を決めました。あまり小さくしたくないというご意向でもありましたので、高さは1mちょっと詰めただけにとどめ、すぐに成長する高い枝を中心に、とにかく混んでいる枝をどんどん抜く作業を行わせていただきました。
さすがにこの大きさで、木のぼりだけでは済まず、三脚で周りからも枝を切る必要があり、かつ高太枝切りを使うということで、1本仕上げるのに4時間以上かかりました。
<Before2>                 <After2>
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こちらも8mちょっとある大きなハルニレです。
しかしこちらのハルニレは上段、下段の枝は育っているものの、中段の枝が育っておらず、少し歪な樹形となっていました。お客さまもそれを悩んでおられ、今回は思い切って高さを詰めて芯を止め、数年かかるのを覚悟で中段の枝を育てて形を作りなおす方向でご相談させていただきました。
まだまだ中段の枝が育つには3,4年ほどかかると思いますが、After写真では、なんとなくこういう樹形にしていきたいという大まかな形をご覧いただけるとおもいます。また、より中段の枝が育ちやすい環境(芯止めし、上段の枝を強めに切る)を作らせていただいております。
今日のお客さま宅は閑静な住宅街の角地で、とても広い敷地にこのような大木のほか、低木や草花も植えてらっしゃり、小鳥が集まるよう巣箱なども設置さらた、誰もがうらやましくなるようなお庭でした。
私の作業中も奥さまがお庭の手入れをなさっており、途中お話をさせて頂きながら色々ご相談に乗らせていただいていたところ、追加での作業もご依頼くださりました。
もともとこの2本の剪定で1日半確保させていただいており、今日1日で無事にこの2本を終えることができたため、明日はひきつづき追加でのご依頼作業を行わせていただく予定です。
本日はありがとうございました。

夏ツバキとライラックの剪定ほか

今日は以前作業中にお声掛けくださり、お見積り・ご依頼くださったお客さま宅で作業を行わせていただきました。今朝の天気予報では雨は降るものの、午後からは降りやむ時間の方が長くなるでしょうとのことだったので、それを信じて伺ったのですが、結構な土砂降りと強風で、作業終了時に15分ほど雨はあがったものの、完全に予報が悪い方向にはずれていました。
夏ツバキの樹皮は雨で滑りやすく、本来であれば延期という判断をさせていただいたかも知れませんが、今回は木のぼりなしの12尺の三脚で行う予定だったため、そのまま作業を行わせていただいております。
<Before夏ツバキ>            <After夏ツバキ>
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夏ツバキは別の職人さんの手できれいに刈り込まれていました。しかしご依頼主さまはこの混みあった姿があまりお好きではない(私も形は好きですが、この木は人工的に刈り込む木ではないと思っています)とのことで、今回はこだま屋らしく、とにかく立ち枝、内向枝を抜いて、透かせていただきました。
この姿にご依頼主さまもとても気に入ったとおっしゃって下さり、木にもお客さまにも喜んでもらえたかと思います。また、花芽もちょうど出来る頃だったため、枝を抜き、枝の途中切りはせず完成させております。

<Beforeライラック>            <Afterライラック>
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こちらは小さくして欲しいというご依頼内容でした。結果としてはあまり小さくなっていません。
ただ、幹の下の方からも新しい葉や枝が出来始めていたため、来年ないしは再来年、その枝葉が成長した際に、枝の新旧を交代するかのように高さをばっさり詰めるお話をさせて頂いております。

この他にも低木伐採や焼き丸太での支柱組みなどを行わせていただき、本日追加でユキヤナギの剪定もご依頼下さりました。ありがとうございました。
今回ご依頼主さまはお怪我をなされていたのですが、雨の中、途中お立会い下さり、色々と今後の管理方法などのお話もさせていただけました。
また、ご精算時、お釣りはいいので飲み物でも買ってとお気づかいいただき、今回はお気持ちだけありがたく頂戴させていただきました。
本日は生憎の雨と風で寒い中、お立会い下さりありがとうございました。

黒松の剪定

今日は昨日にひきつづき、リピーター様のお宅へ黒松の剪定に伺いました。
朝こそは曇っていたものの、午後からは久しぶりに暑いくらいの日差しに恵まれ、気持ちよく作業させていただきました。
<Before>                  <After>
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こちらの黒松はとても元気な黒松で、枝の勢いも新芽の勢いもとても強い状態でした。
昨日のお母さまのお話からも、こちらの黒松もここ5年ほど手入れが出来ていない状況だと思うのですが、何より、高い位置の枝はほぼ自然樹形のままになっており、そこから枝ぶりを形づくらせて頂けるのが、実は昨日から楽しみで仕方ありませんでした。
誰かがすでに仕立てた黒松の枝の新芽(緑)を摘んだり、古葉を落とすことは多々ありますが、なかなか手つかずに近い状態から、ほぼ新規に枝を仕立てさせていただける機会は、そう多くはありません。
なので昨日の作業を終えた帰り道から、今日のこの松をどう仕立てていこうかとわくわくしていました。
作業としてはいつものように、はしごをかけて自分が通れるだけのスペースを切り開きながら上まで登りつめ、仕立てるにあたって邪魔になる勢いの良すぎる枝や芽を摘んで、冠(天端)となる枝を作り、そこから末広がりになるよう枝を作りながら降りていきました。
今日の作業は楽しくて仕方なく、もしかするとニヤケながら作業していたかも知れません(笑)
途中、お客さまからジュースやコーヒーなどの差し入れもいただき、作業終了時に合わせるように外出先からもお戻り下さったりと、本当にありがとうございました。
広いお庭で、色んな木を植えてらっしゃっており、作業終了時には、今後のお手入れなどの優先順位など、色々とお話させて頂いておりました。
今週も雨の日がありましたが、予定通り作業をすべて完了させて頂いており、予備日の日曜はお休み頂いて、また月曜から順次ご予約通りに作業に伺わせていただきます。
本日もありがとうございました。

黒松・モクレンの剪定とイチイ(オンコ)の刈り込み

今日は昨年モミジの剪定を行わせていただいたリピーター様宅へ、作業に伺いました。
こちらのお客さまは、今日行わせていただいた黒松とモクレンの剪定、イチイの刈り込み、枯れ木の伐採の他にも、もう1本の黒松の剪定などをご依頼下さっており、今日と明日の2日間作業を行わせていただく予定となっており、その初日の作業をおこなわせていただいております。
朝、到着するとご依頼主さまが駐車場の確保をしながら、草刈りをなさっておりました。お客さま宅にも駐車スペースはあるのですが、そこにトラックを停めると作業がし辛いということもあり、すぐ隣の敷地に、前もって駐車場所を調整して確保下さっており、本当に助かりました。
<Before黒松>               <After黒松>
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今回ははじめてお母さまともお話できたのですが、ここ5年ほどお忙しかったりでお手入れが出来てなかったとのことで、黒松もかな
り枝が暴れていたのですが、ここまでスッキリと形づくらせていただいております。
<Beforeモクレン>             <Afterモクレン>
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こちらはモクレンです。枝数を半分近くまで減らし、枝も1.5~2mほど詰めさせて頂いております。
ちょうどお客さまのお庭の入り口が、門下ぶりになった黒松とモクレンとで、トンネルのような形となっていたのですが、今日この2本の剪定を行わせていただき、とても明るい入り口となりました。
<Before入り口>              <After入り口>
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写真の撮った角度が少し異なり、After黒松と同じ写真になりますが・・・
かなり気持ちよくスッキリしました。
ご依頼主さまも冬場に雪が積もり、その落雪をご心配なさっておりましたが、これだと雪は積もっても大きな塊となる前に落ちると思います。

<Beforeイチイ>              <Afterイチイ>
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そしてイチイの刈り込みです。少し枯れてしまって葉のない部分もありますが、短く刈り込むことで別の枝が成長し、フォローしてくれると思います。少し丸みのあるキノコ状になりました。

明日もこちらのお客さま宅で今日とは別の黒松の剪定を予定しております。
明日もよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

黒松・五葉松の剪定など

今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へ黒松などの剪定に伺いました。
こちらのお客さまは、現在関東圏にお住まいで、札幌にあるご自宅のお庭が手つかずだと、防犯上よくないことと、近隣の方々へのご配慮から、夏場に1回、秋に1回(冬囲い)、春に1回(冬囲いはずし)の年間管理を今シーズンよりご依頼くださいました。
今回はそのお客さまへのご報告も兼ねて、写真を多めに(さらにお客さま向けへの写真は他にもあり、別途ご報告いたします)掲載させていただきます。
<Before黒松>               <After黒松>
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まずは黒松です。ちょうど緑もいい具合に伸びた頃合いで、手でポクポクと緑を折るように摘み取りました。
また、ちょっと古葉が濃かったため、新芽を折らないように注意しながら古葉も取り除き、かなりスッキリ仕上がりました。
黒松を下から見上げた写真がこちらです。
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<Before五葉松>             <After五葉松>
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続いて五葉松です。こちらは木ばさみを使って緑を切り落とし、樹形を乱すはみ出た枝なども落として形づくりました。

<Beforeヒバ>               <Afterヒバ>
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最後にヒバです。この写真だけを見比べても、少し枯れた部分がなくなった程度に思われてしまうかも知れません。正直、この大きさのヒバなら、表面を刈り込むだけで終えると5分もかからないくらいです。
しかし、実はこのヒバに60分も費やしました。その理由が、このヒバは表面こそ葉があるものの、中を覗くと枯れ枝がものすごく混み合い、完全に陽が遮られ、葉が全くありませんでした。
ですので今回は年間管理の初回ということもあり、中の枯れ枝を全て取り除き、葉と葉の間に隙間を作って、日差しが中に降り注ぐよう60分かけて透かしを入れさせて頂きました。
<ヒバの枯れ枝取り除き後>       <ヒバから出た枝ゴミ>
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枯れ枝取りや透き剪定は内側の作業なので、今日だけの結果をみると、刈り込みだけでも仕上がりよく終えれたのですが、やはりご依頼下さったお客さまが、何カ月後か何年後かに札幌に戻られた際、このヒバが今までよりもさらに元気に葉を付けてくれていたらいいなと思い、枝を掻き分けて作業させて頂きました。
(この秋、冬囲いに伺った時、このヒバがどうなっているか私自身楽しみです)

この他にも、野村モミジの剪定やツツジなどの低木のお手入れを行わせて頂き、最後に芝刈り(草刈り)を行いました。
<Before>                          <After>
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芝の管理は、毎日の水やりと週に1度の芝刈りが重要です。しかし遠方にお住まいだとなかなかその管理も難しく、今回は芝と雑草をともに草刈り機で短く刈り込ませていただきました。
次のご訪問は11月~12月初旬の冬囲いです。
またその際にも、少しでもご安心いただけるよう、出来るだけ多くの写真を撮り、ご報告差し上げたいと思います。

その後、3件のお見積りに伺いました。
夕方にかけて雨脚が強まる中、お立会い下さいましてありがとうございました。

五葉松の剪定

今日は昨日赤松と黒松の剪定を行わせていただいたお客さま宅へ、五葉松の剪定に伺いました。
今日の札幌は昨日とは一転、どんよりとした雲に覆われ、小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、作業を行わせて頂いた午前中は雨の止んでいる時間帯の方が多く、予定通りに作業を進めさせていただくことができました。
<Before>                  <After>
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まずは五葉松の上段から順に新芽(緑)摘みを始めていきました。
昨日のうちに2つの玉の緑を摘んではいたものの、木ばさみで一つひとつ、枝の混み具合をみながら緑を落としていきました。
そして今度は少し混みいった枝の透かし作業です。どうしても混み入り過ぎると内側の葉が枯れたり、カイガラムシなどの虫も付きやすくなってしまいます。全体的にほどよく透けるように、時より枝の下から見上げるように覗き、光がどのくらい入って来ているかを確認しながら透いていきました。
透き作業の写真がこちらです。
<Before>                          <After>
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作業前はほとんど空からの光が差し込んでいませんでしたが、作業後はかなり光も見えるようになりました。
こちらのお客さまは、来週土曜の夕方に赤松の枝を支える竹の組み換えを予定しており、またお時間を頂くこととなりますがよろしくお願いします。

また、今日は13時半ころに作業を終え、その後3件のお見積りに伺いました。
お忙しいところお時間を頂戴し、ありがとうございました。
また明日も朝から作業を行わせていただき、夕方に3件のお見積りのご予約を頂いております。明日お伺いするお客さま、お見積りのお客さま、よろしくお願い致します。

黒松と赤松の剪定

今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へ、黒松と赤松の剪定に伺いました。
こちらのお客さまは、長年ご自身でお庭をお手入れなされており、今年はご自身が経営なさっているお仕事がお忙しいとのことで、お声掛けいただいた経緯でした。
毎年お手入れなされているだけあって、ものすごく立派な枝ぶりで、見入ってしまうほどでした。
今回は今日作業させて頂いた、黒松・赤松に加え、五葉松や竹の組み換えなどのご依頼を下さっており、私自身がなかなか3日間や4日間の作業日を確保しきれない状況になりつつあったため、造園仲間の応援をもらっての作業を行いました。
<Before>                  <After>
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まずは黒松です。こちらは私が監修のもと、造園仲間にお願いをして行ってもらいました。
この時期は緑もしっかり伸びており、その緑摘みと、混みあった枝を抜く作業を行わせて頂いております。

<Before>                  <After>
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そしてお客さま宅のお庭のメイン通路にあります赤松です。こちらは私が行わせて頂きました。
こちらも黒松同様、緑摘みをメインに、枯れた古葉を取り、混み入った枝を抜く作業を行っております。

今日の札幌は終日天気が良く、少し汗ばむ陽気でした。
今日お休みを取って下さったご依頼主さまも、用事と用事の合間で、庭木のお手入れを行っておられ、本当に庭木のお手入れがお好きなんだなと感じました。
また、昼過ぎと夕方には、2人分の冷たい飲み物をお客さまが出して下さり、とても美味しく頂きました。
ありがたいことに私の予定がかなり詰まって来ており、残りのご依頼頂いた五葉松が明日の半日、そして竹の組み換えは来週の土曜までお待たせしてしまう状況なのですが、お客さまもご快諾くださり本当に助けられております。
残り作業も頑張りますので、よろしくお願い致します。
本日はありがとうございました。

もみじの剪定

今日は先日ホームページをご覧になりお問い合わせ下さったお客さま宅へ、野村モミジの剪定に伺いました。
今回のご要望は、枯らさない程度に出来るだけ小さく、枝葉を減らせるだけ減らして欲しいというものでした。
もちろん、木へのダメージについてや、翌年の徒長枝についてもお伝えしたうえで、出来る限りスッキリと仕上げさせていただきました。
<Before>                          <After>
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今日の札幌は午前中、雲ひとつない快晴で、湿度も低く、気温も20度弱と最高のコンディションでした。
しかしその天気とは裏腹に、どの様に仕上げていこうかと、悩みに悩み、作業前に木を1時間近くも眺めていました。
今回は1本の木ではあるものの、太く育った枝が3本あり、3本立ちのモミジのようなイメージで剪定を進めようと、お客さまにもお伝えして、作業をスタート致しました。
作業後、お客さまに仕上がりのご確認を頂く際、かなりの透きっぷりにご満足いただけ、かつその作業スピードに驚かれ、「さすが!よくこの短時間でここまでスッキリと仕上げてくれたね。」とおっしゃっていただけました。
実際に作業前の木とのにらめっこが1時間弱だった訳ですが、作業を開始してご確認いただくまでは1時間半もかかってないと思います。やはり作業前に仕上がりのイメージがどこまで出来るかということが大事で、仕上がりのイメージが湧いてさえしまえばあとはそのイメージに近付けるため作業をやるだけですが、早く、安く、すっきり気持ちいい(応対も作業も)ということを目標としている中で、最高のお褒めのお言葉を頂けたと思っています。

またその後、2件のお見積りに伺いました。
1件はご不在の中での五葉松の剪定のお見積り、もう1件はご自宅裏のイチイやモミジの剪定などのお見積りでした。2件目のお客さまはご主人さまが私と同郷ということで、色々とお話もさせていただき、さらにはご依頼くださることとなりました。
作業にお立会い下さったお客さま、お見積りのご依頼、お立会い下さったお客さま、本日もありがとうございました。

赤松の剪定

今日は今週2度お伺いしています昨年からのリピーター様宅へ、8mほどある赤松の剪定に伺いました。
この規模の松になると、なかなか1名では難しく、今日は久しぶりに植木屋仲間に応援を要請し、2名体制で作業を行わせていただきました。
今日の札幌は早朝土砂降りの天気で、風も強く、強風注意報と雷注意報も出ていたのですが、出来るところだけでもと作業を決行したところ、それほど天気も大きく崩れることなく進めることができました。
<Before>                  <After>
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作業については、まずは8mまで伸びる2連梯子と、5mまでの2連梯子の2本を赤松にかけ、高い場所と中段とに別れて作業を進めました。
特に木の上の方は、成長も早いため薄めに剪定し、下へ行くほど成長が遅いため濃く葉を残すように進めております。
また、この赤松と、もう1本となりにある黒松は、とても背が高く、ご近所のシンボルツリー的な存在でもあることから、高さを落とすことなく、1本だけ樹形を崩す枝があったのでそれのみを落とすように作業をさせていただきました。
<Before別角度より>                   <After別角度より>
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写真に向かって右側が作業を行わせていただいた赤松で、左側が再来週に作業を行わせていただく予定の黒松です。3階建てのお客さま宅の屋根近くまである立派な対の松です。

そしてその後1件お見積りに伺いました。遅い時間にも関わらずご夫婦ともに立ち会って下さりました。
一旦はご検討となりましたが、寒い中、お立会い下さりありがとうございました。

イチイの刈り込み

今日は昨日伺ったお客さま宅の作業2日目として、イチイの刈り込み5本のほか、低木類のお手入れを行わせていただきました。
今日の札幌は昨日に続き不安定な空模様で、晴れたり、曇ったり、風が強まったり、雨が降ったりと、コロコロ変わる天気でした。そんな中、昨日の半日作業に続いて、本日も半日だけではありましたが作業を行わせて頂いております。
<Before>                  <After>
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まずはイチイの段作りですが、ちょうどこのイチイの上にイトヒバや黒松の枝がきており、上へと伸ばすことができない状況でした。お客さまの方でも昨年にイチイの芯を止め、他の木にぶつかる枝を落とされたそうなのですが、その残った枝で近い将来、綺麗な段作りのイチイに育てるべく、今日はある程度枝を選別しながら、残す枝の刈り込みを行わせていただきました。
<Before>                  <After>
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こちらは3mを少し超えるイチイの刈り込みです。まずは飛び出した枝をハサミで落とし、その後表面をバリカンで薄く刈り込ませていただきました。
他にも複数のイチイの刈り込みや、ウメの整枝剪定、シャクナゲの剪定など、徒長したり、折れて枯れ込んだ枝などの整理を行わせて頂いております。
また、帰り際にご主人さまがお戻りになられ、ここまでの途中経過をご説明したうえで、土曜以降の予定についてもご案内できよかったです。
次は土曜に2名体制で赤松、黒松の剪定を進めていく予定です。

また、その後お見積りに1件伺いました。
伐採のご要望だったのですが、ご予算よりもかなり安く行わせて頂けそうだったということで、他にも剪定や刈り込みの作業をご依頼下さいました。
現在、およそ20日待ちという状況で申し訳ないのですが、精一杯頑張らせていただきますので、よろしくお願いします。
本日もありがとうございました。

イトヒバと枝垂れモミジの剪定

今日は昨年の冬囲い、春の冬囲い外しとお世話になっているお客さま宅の作業に伺いました。
こちらのお庭には数多くの木々があり、今回は8mの赤松、8mの黒松、5mのイトヒバをはじめ、イチイの刈り込みや枝垂れモミジの剪定など、3~4日間に渡る作業をご依頼下さいました。
今日はその初日だったのですが、今日の札幌は午後から大荒れの予報です。しかも朝は日差しこそあったものの、風は強く高所作業に向いてなかったので、イトヒバと枝垂れモミジの剪定を行わせていただきました。
<Before>                  <After>
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イトヒバは少しもっさりとした厚みがあったため、高い場所を中心にかなり透かしをいれました。
写真では後ろにあるイチイや黒松の葉と重なっているため、その透かし具合が見づらい状況ですが、様子を伺いに外へ出てきて下さったお客さまも、かなりスッキリしたと喜んで下さっておりました。

<Before>                          <After>
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続いて、枝垂れモミジ(紅枝垂れ)です。こちらもかなりの厚みが出ていたため、立ち枝を中心に、これははさみを一切使わず、節の部分を手でポキポキと折りながら進めていきました。
たくさんの木々があるため、なかなか写真だと後ろの木が移ってしまい、この透き具合を見て頂き辛いのがとても悔しいのですが、木の頂上から水が流れ落ちるようなイメージで、すべて手作業で仕上げました。

まだ写真を撮った時、空は明るかったのですが、遠くに黒い怪しい雲が見えたため、今日は14時過ぎに作業を終え、枝木のごみ処分場を経由して帰宅しました。(帰宅30分後に土砂降りの雨・・・濡れずに済みました)
こちらのお客さまの作業は、予定では明日と土曜日(植木仲間と2名体制)を予定していますが、明日の天気次第では、土曜(2名体制)と日曜日に伺うかも知れません。
どうにか今週中に終えられるよう進めさせて頂こうと思います。
本日はお忙しい中、途中お立会い下さいましてありがとうございました。

サクラの剪定とイチイの刈り込み

今日は4月にウメの木の剪定に伺ったお客さま宅へ、サクラとイチイの剪定に伺いました。
前回作業の時は生憎の雨模様だったのですが、今日は一転、気持ちよい天気で風もなく暑くもなく、清々しい五月晴れのもと、作業を行わせていただきました。
<Beforeサクラ>              <Afterサクラ>
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サクラはそれほど大きくはないのですが、かなりの幹の太さがありました。多分、年数にして30年~50年ほど経ってそうな木で、以前からの古い枝が少し枯れ込んでいたり、樹皮がめくれている部分もあったため、古い枝を切り、新しい若い枝を残して、枝の新旧を入れ替えるような形で進めていきました。

<Beforeイチイ>              <Afterイチイ>
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イチイは、たぶん3年ほど手つかずのようで、かなり枝が暴れている印象でした。枝をよくよく見てみると、下枝が段作りになっている様子だったため、木の下2/3ほどを段作りの玉状に刈り込み、上の部分を三角(日当たりの関係で少し枯れ込みもあったため、今年の作業だけでは綺麗な三角にはなりませんでしたが)に刈り込みました。
前回もそうだったのですが、今日の作業途中や作業終了時にも、お茶やお菓子などをご準備くださり、ついついそれに甘えて、おいしく頂きながら、色々とお話もさせていただきました。
また、前回のウメの木についても、お客さまも玄関の壺に挿していらっしゃったようで、見事に花が開いたと喜んでらっしゃいました。
前回に引き続き、本日もありがとうございました。
またこの後も色々とお庭作りをお客さまの方でもなさるとのことで、来年のお伺いが楽しみです。

そしてうれしいことに、本日の作業中、お向いの方も見積もって欲しいと声をかけて下さり、作業終了後、ご挨拶を兼ねて改めて伺い、作業をご依頼下さることになりました。
半月ほどのお待たせとなってしまいましたが、喜んで頂けるよう頑張りたいと思います。当日よろしくお願いします。

黒松の剪定

今日は昨日に引き続いての2日間作業の2日目として、黒松の剪定に伺いました。
札幌での黒松の剪定となると、気温は問題ないのですが、まだみどり(新芽)が出揃ってないのでは?という印象の方もおられると思います。
みどり摘みなら、みどりが生えそろい、10~20cmくらいに伸びた頃が最適ですし、葉揉み(昨年以前の古葉を落とす)なら、9月頃が最適と言われております。
ただ今回は、昨年お手入れを1年休まれており、2シーズン分の枝を切り整えることがメイン(3シーズン分の枝を一度に切るとさすがに樹形も崩れる危険が高い)であったことから、みどりが生えそろう前に予定させて頂きました。
<Before1(昨日撮影)>         <After1>
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<Before2(別アングル)>        <After2(別アングル)>
IMG_5977 IMG_5980
見事にAfter1は逆光、After2は後ろの山の木々と同化して、見えづらい写真となってしまいましたが、
お客さまのご希望もあり、一段(50cmほど)低くするために幹を切らせていただき、夏場に最も成長の早いトップを薄めに、枝ぶりが弱い下の枝へ行くほど濃く残させて頂いております。
また、少し顔をのぞかせているみどりも、枝の薄目なところをそのまま残し、枝ぶりの濃い部分ははさみで切りおとしており、来年はみどりが生えそろう6月に仕立てさせて頂ければと思っています。
お忙しいお客さまでしたが、お出かけの合間にわざわざお戻り下さりありがとうございました。
また来年、今度は黒松の仕立てと、イチイ(オンコ)の刈り込み、そしてナナカマドの剪定に伺えればと存じます。
昨日、今日と2日間に渡りお世話になりましてありがとうございました。

モミジの剪定とイチイの刈り込み

今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へ、野村もみじ2本とイチイの刈り込みに伺いました。
こちらのお客さまは、他にも黒松の剪定も承っており、今日黒松の剪定を1日かけて行わせて頂こうと思っていたのですが、明日は弱いながらも雨予報で、雨に降られると刈り込みが非常にやりづらくなるため、イチイの刈り込みやモミジの剪定を本日行わせていただきました。
<Before>                          <After>
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ちょうど野村モミジのすぐ下に、ご主人さまの趣味部屋とおっしゃっていたテラスがあり、夏場に多少の日光を遮れるようモミジの高さはあまり詰めたくないとおっしゃっておられたので、樹形を崩す徒長枝は抜きましたが、全体的には1mほど高さを詰めただけで、後は不要枝を透いてすっきりさせました。

<Before>                  <After>
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続いてイチイ(オンコ)の刈り込みです。イチイは陽の当たりが良くない部分に若干の枯れも見受けられましたので、今のうちに薄く刈り込むことによって、夏場、内側まで陽が差し込み、芽吹いてくれることを期待しながら刈り込ませて頂いております。

今日は生憎、ご依頼主さまがご不在でしたが、ご家族の方がわざわざ飲み物をご用意下さりました。ありがとうございました。
さて、明日は黒松です。
<Before>                  <途中経過>
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今日、少し時間があったため、上の枝のみ剪定してきましたが、まだまだこれからです。
カッコいい黒松に仕立てられるようイメージしながら、明日また伺おうと思います。
本日はありがとうございました。また明日よろしくお願いします。

キンレンカの剪定とモミジなどの伐採

今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へキングサリ(キンレンカ)の剪定と、モミジやハナカイドウの伐採に伺いました。
お問い合わせ下さったのは息子さまで、お見積りや本日の作業におきましても、お忙しい中、途中でお時間を作っては立ち会って下さいました。
<Beforeモミジ>              <Afterモミジ>
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まずはモミジの伐採です。かなり枝葉が混み合っており、落ち葉などでご近所さまにご迷惑を掛けないようにというお客さまのご配慮によるご依頼でした。作業におきましてはいつも通り、はしごをかけて木に登り、高枝を落として、最後にチェーンソーを用いて伐採完了です。

<Before>                  <After>
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続いて写真に向かって左にある中木がハナカイドウ、右の高木がキンレンカです。
ハナカイドウはかなり毛虫もついており、まだこの時期だから卵からかえってないものも多いのですが、これがあと2週間も経てば大変なことになっていたと思います。
またキンレンカは、写真のBeforeとAfterで高さがあまり変わってなさそうに見えますが、これは写真の撮った場所の違いのせいで、特に高い場所にある徒長した枝では、2~2.5mほど高さを詰めております。
また、枝も混んでいたので、かなりの数の枝を透かせていただきました。
本日はお母さまに、茶菓子などのお心遣いをいただきましてありがとうございました。
夏にはイチイの刈り込みも追加でご検討下さっております。
ハナカイドウを伐採し、イチイの一部葉のない枝もあったのですが、この部分に葉が芽吹いてきましたら、全体的に刈り込んで形づくれるといいなと思っております。またその際はよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。

サクランボの木の剪定

今日は先日ホームページをご覧になりお問い合わせ下さったお客さま宅へサクランボの木の剪定に伺いました。
今日の御宅は20年ほど経つサクランボの木が2本あり、管理の難しい(手のかかる)芝生も青々と生い茂っている素敵なお庭でした。
<Before>                          <After>
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向かって右側が佐藤錦、左側がナポレオンらしいのですが、その左のナポレオンの木が少し枯れ込んでおり、太幹の1/3を伐らざるを得ない状況でした。
ですので形づくるというよりは、枯れ枝をすべて排除したうえで、元気な枝をほぼほぼすべて残した感じです。
また右側の佐藤錦は、まずは木に登り高さを決め、そこから不要枝を落としながら降りてきて、その後外側から三脚を用いて木の周りを1周しながら形を整えました。
また、今回は切り口が比較的腐りやすいサクランボということで、500円玉以上の切り口に癒合剤を塗って作業を完了しております。
また今日はご主人さまが途中飲み物を買いに行って下さったりと、色々とお心遣いを下さったので、私にも出来ることをと、些細ではありますが、少し枯れ枝が目立っていたサツキやシャクナゲの枯れ枝取りをお手伝いさせていただきました。
作業中も、ご主人さまが芝生の雑草取りや刈り込みなどのお手入れをなさっており、やはり毎週のように手をかけてらっしゃるとのことでした。

また、その後、昨年モミジの剪定を行わせて頂いたリピーター様宅へお見積りに伺い、2日間作業(黒松やイチイ、モクレンの剪定など)をご依頼下さいました。

まだこの後、もう1件これからお見積りに伺う予定なのですが、今日は早めにブログを更新させて頂きました。
今日も1日ありがとうございました。

イチイなどの剪定とウメなどの伐採

今日は昨年お見積りに伺い、時期が適してなかったため、数か月越しのご連絡をくださったお客さま宅の低~中木の剪定ならびに伐採を行わせていただきました。
御宅を取り囲むようにお庭があり、そこにイチイ(オンコ)や野村もみじ、ウメやシャクナゲなどなど、低木を合わせると20本ほどの木々がありました。
前回お手入れなさってから3年経つということで、かなり枝葉が混みいっているものも多く、また逆に枯れてしまった低木などもあったため、剪定と伐採という作業となりました。
まずはお客さまとともに、どの木を残して、どの木を伐採するか、ご相談しながらお庭を一周し、伐採する木には赤いビニールテープを貼っていき、その後作業を開始いたしました。
<Before表側>                       <After表側>
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まずは表側です。こちらはイチイの刈り込みがメインでした。お客さまのご希望が出来るだけ小さく刈り込んで欲しいというものだったため、数本の枝を抜きながら、出来るだけ薄く刈り込み、不要な小枝をハサミで切り進めました。また形が崩れてしまったサクラやウメ、枯れてしまったドウダンツツジなどを伐採させて頂きました。
<Before裏庭>               <After裏庭>
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続いて裏庭です。ここには2本のイチイが風除けのために植えられていたのですが、大きく広がりすぎて、車庫やお隣さんの敷地にはみ出ていました。ですので、枝を短く剪定し、スリムに仕上げております。
<Before側面>                       <After側面>
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最後に通り面した側面です。こちらはタマツゲがかなりのボリュームとなり、小さく刈り込むのも難しいことから、お客さまとご相談のもと、伐採することになりました。
またイチイは表側が段作りの刈り込みだったため、側面のものは自然剪定を施しています。
仕上がりをご覧になったお客さまも、ご希望通りのすっきり加減に喜んで下さっておりました。
また2年後、連絡するからお願いともおっしゃって下さっており、ご満足いただけたようでよかったです。
そして最後、お土産にリンゴを頂きました。今日は暑かったので早速冷蔵庫で冷やし、風呂上りに頂きたいと思います。ありがとうございました。

ウメやシラカバなどの剪定

今日は先日カイヅカイブキの剪定を行わせて頂いた、ご依頼主様が遠方に住んでらっしゃるというお宅での作業(3日間予定のうち2日目)に伺いました。
本日はウメ、シラカバ、サクラと、バラ科の中木(お見積り時にはサクラと思っていたのですが、マルメロ?)2本の剪定を行わせていただきました。
<Beforeウメ>                <Afterウメ>
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ちょうど花も完全に終わり、徒長枝が伸び始めていたので、その徒長枝を中心に透かし、高さも2m近く詰めさせて頂きました。

<Beforeシラカバ・サクラ>        <Afterシラカバ・サクラ>
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シラカバとサクラについても同様に、高さを詰めて、不要枝を取り払い、かなり透かせて頂きました。
また、この2本は裏のお宅へと枝も伸びていたため、敷地外へ伸びていた枝を強めに剪定しております。

<Beforeバラ科>              <Afterバラ科>
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こちらは幹や葉だけを見ているとサクラかな?とおもっていたのですが、枝の出かたなどを見てみて、マルメロかも?と思い悩みながら剪定していました。
どちらにせよ、バラ科だということは間違いなく、その基本通りに枝を抜いて作業を進めさせて頂いております。

<裏の境界側>
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こちらも裏のお宅側についてはかなり強めに剪定させて頂いております。

3日間作業のうち2日目で、ご依頼下さっていた高木・中木の剪定作業は無事に完了しました。
明日は中庭の低木の枝整理(雪で折れたツツジやシャクナゲなどの剪定)を予定していますが、それだけだと少し時間を余しそうですので、他の庭木につきましても、少し枝ぶりが濃いものなどを中心に、少し剪定をさせて頂こうと思います。

その後、1件昨年にクリの木とサクラを剪定させて頂いたリピーター様宅へお見積りに伺いました。
実は昨年剪定させていただいたサクラのその後が木になり、3日ほど前にそのお客さま宅の前を通りかかり、その時にもちらっと顔を合わせさせて頂いていたのですが、本日は昨年からご検討なさっていた黒松などの剪定をご依頼下さいました。ありがとうございました。

りんごの木の剪定

今日は先日ホームページをご覧になりお問い合わせ下さったお客さま宅へ、リンゴの木の剪定に伺いました。
お伺いすると、ちょうど多くの花が咲いている頃合いでしたが、さすがにこれらをすべて咲かせ、実にしてしまっては木へも悪影響を及ぼすことも踏まえて、躊躇なく切らせて頂くことにしました。
<Before>                          <After>
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今回のご依頼時には「りんごの木らしい形にしたい」というご要望がありました。
こういった果樹は、甘くておいしい実が枝の先端になることが多く、木が上へと徒長していると、手の届かない高い場所ばかりおいしいリンゴがなってしまうため、まずは芯を止め、木の高さを詰めさせていただきました。
また、リンゴのような大きな果実がなるものは、枝が混みいっていると、その枝に傷つけられる可能性があります。ですのでかなり多くの枝を透かせていただき、形づくって参りました。
出来ることならさらにもう一段枝を落として低くもしたかったのですが、あまりにも強く剪定し過ぎると木への負担も大きいため、来年以降でもう一段低くすることをご提案させて頂き、作業を完了しております。
今日は天気もよく、植物のお世話を楽しめるご夫婦だったことから、ほぼ付きっきりでお庭にいて下さったのですが、ご主人さまが私と同じ大阪ご出身であったり、奥さまが妻と同じ車を一目ぼれで購入されていたり、趣味が海外旅行でしかも東南アジアが好きということであったりと、本当に共通の話題がどんどん出てくるものですから、私も作業している時間より、話し込んでいる時間の方が長かったのでは?というくらい、楽しい時間を過ごさせていただきました。
また作業終盤には、わざわざお飲み物の差し入れをご主人さまが買ってきて下さったり、先日海外旅行へ行かれた際のお土産を下さったりと、とても良くしていただけ、こちらが恐縮するほどでした。
ご主人さまも色んな苗を育てられ、奥さまは薔薇を大切に育てられ、その光景にこちらまで嬉しくなるほどでした。
本日は楽しい時間をありがとうございました。

またその後、昨年剪定をご依頼下さったお客さまのご紹介で、お問い合わせ下さった方宅へお見積りに伺いました。昨年、剪定を終えた際にも大変喜んで下さっていたのを覚えており、そのようにご紹介頂けたことは非常にうれしい限りです。本当にありがとうございました。

カイヅカイブキの剪定

今日は以前ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へカイヅカイブキの剪定に伺いました。お問い合わせ下さった方は遠方にお住まいで、ゴールデンウィークにて帰省なさったタイミングでお見積りに伺い、カイヅカイブキのほか、ウメやサクラ、シラカバなど、多数の庭木のお手入れをご依頼くださいました。
他にもチューリップやバラアーチ、コニファーなど、本当に広いお庭でお庭を彩る鉢や飾りなどもたくさんおいてらっしゃるお宅でした。
今回ご依頼下さった樹木の剪定だけでも、すべての工程で3日間の作業日を確保させて頂くほどの数で、本日がその初日としてカイヅカイブキ(高木4本、中木5本)9本の剪定を行わせていただいております。
<Before1>                          <After1>
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まずは通りに面した高木4本です。
こちらは両脇の2本が大きく育ち、中間の2本の枝ぶりが小さかったため、同じような形で4本作るというのが困難な状況でした。ですので、大小・小大と2本1組で形づくらせていただきました。
今回のご要望としては、3~4年ほどお庭を維持したいというお話でしたので、ただ表面を刈り込むだけではもって1~2年だったため、刈り込みではなく、かなりの枝数を落とした透き剪定を行わせて頂いております。
<Before2>                         <After2>
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つづいて中庭の奥にある中木3本です。
こちらは写真左の木の枝の中段・下段が、雪の重みか何かで下向きに歪んで生えていたため、中段より下の変形した枝をすべておとし、また残り2本も手前のバラアーチに枝が被ってきそうでしたので、4年間お手入れなしで済むよう、高さだけでなく、かなり透かして小さくまとめております。
<Before3>                 <After3>
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そして最後に中庭手前の2本です。
この2本は生育がよく、お隣の敷地へ出ている枝が多かったため、お隣側の枝を強めに落とし、さらには全体的に高さを詰め、透かした剪定を行っております。

ちなみにお隣との境界側はこのようになっております。
<中庭奥の3本>               <中庭手前の2本>
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今日の札幌は生憎の雨だったのですが、思っていたほど強く降ることもなく、小雨が降り続いては、途中雨がやむ時間帯もあったほどでした。
残りのウメ、サクラ、シラカバ等におきましては、来週の2日間にて作業を行わせて頂く予定です。

また、作業後、2件のお見積りに伺いました。
1件は大きなハルニレ(別名アカダモやエルムと呼んだ方がなじみがあるかも知れません)が2本ある、素敵な佇まいなお宅と、もう1件は昨年1軒家をご購入なさったという仲の良さそうなご夫婦宅でのイチイの刈り込みでした。どちら様とも色々とお話もさせていただき、6月に作業を承らせていただきました。
作業日まで1カ月ちょっとございますが、当日を楽しみにしております。

イチイ(オンコ)の剪定

ここしばらくは作業を行わず、お問い合わせ下さったお客さま宅へのお見積りばかり行わせて頂いており、久しぶりのブログとなります。
この3日間でお見積りにお時間を割いて下さった方々、ありがとうございました。
その後作業のご依頼も多数いただけ、お陰さまで5月の作業予定におきましても、4稼働日を残して、すべて作業の予定が入りました。札幌の本格的な剪定時期がいよいよ始まったという印象です。
ご予約下さった方のお宅へはよっぽどの暴風雨等にならない限り、予定通りお伺いいたしますので、今しばらくお待ち願います。

さて、本日の作業は、昨年モミジの剪定を行わせていただき、そのモミジの形をお気に召して下さっての追加でのご依頼でありますイチイの剪定に伺いました。
イチイの剪定につきましては、まだ早いんじゃない?という方もいらっしゃるかもしれませんが、葉もしっかり開いている元気なイチイであれば、よっぽどの強剪定をおこなったり、強く刈り込まない限りは大丈夫です。
また、イチイの剪定には大きく別けて以下の3パターンがあります。
①表面を刈り込んで三角に形取ったりする刈り込み剪定(定期的に刈り込まないと内側が枯れ込んでしまいやすい)
②枝の先に玉を作り松のように仕立てる段作り剪定(冬囲いをしないと下枝が折れやすい)
③絡んだ枝などを透き自然な樹形に整える自然樹形剪定(もっとも手がかからない)
今回は、5mを超えるほどの大きさになったことから、①の刈り込みはかなり大変になってきており、②ではあまりにも和風な庭になってしまうことから、もともと①だったものを③へと変える剪定を行わせていただきました。
<Before>                  <After>
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写真では少し見えづらいところもあるのですが、まずは高さを1.5mほど詰め、混みいった枝をかなり抜きました。そうすることでAfterの方では、Beforeで見えなかった幹や枝のシルエットもしっかり見え、かなり軽い感じに仕上がりました。また、不要な枝を抜いたあと、全体的に三角の木の形に近付けるため、外側をハサミで切り、形を整えさせて頂いております。
本日も作業終了時、奥さまが手作りなさったという美味しそうなパンとコーヒーを手土産に頂きました。
前回もお伺い時に、風の冷たい秋ということで、温かいお飲み物を出して頂いた記憶があり、毎回のお心遣いに感謝致します。
角のお宅で、ちょうど通りから見えやすい場所に、昨年ご依頼いただき葉が出始めているモミジがあり、その横で涼しげになったイチイが並び、私自身もこの組み合わせでのお庭が大好きですので、また近くを通りかかる際に木をのぞかせて頂こうと思います。本日は本当にありがとうございました。

また、その後1件、実はこちらのお宅のご近所なのですが、お見積りに伺いました。
こちらは若いサクラの木と、枝垂れもみじなどを植えてらっしゃり、今後枝作りをしていく中で初めての剪定を行いたいとのご依頼でした。生憎ご連絡を下さったご主人さまとはお会い出来なかったのですが、ちょうどお見積りに伺っている時に奥さまがお戻りになり、色々お話させて頂けてよかったです。
是非とも6月中旬~7月中旬の間での剪定にてご検討頂ければと存じます。

コニファーの剪定 2件

今日は午前から1件、午後から1件の計2件のコニファーの剪定に伺いました。
まずは午前中の1件ですが、こちらは以前ホームページをご覧になり、お電話にてブログを読んで下さってこだま屋に決めたとうれしいお言葉を頂いていたお客さま宅でした。
こちらはグリーンコーンという品種のコニファーで、すくすくと背が高くなり、寒さにも非常に強いとされる木です。
お客さま宅のコニファーも2本とも3mを超えるまでに成長しており、冬囲いも大変になってきたとのことでしたので、50cmほど高さを詰め、竹林をイメージしながら透かせて頂きました。
<Before>                  <After>
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途中、奥さまもお出かけになるとのことで、先にお支払いも頂くというご配慮も下さり、また、外出中だったご主人さまも、わざわざたくさんの飲み物の差し入れまで買ってお戻りくださりありがとうございました。
ご主人さまとは2度、お電話でお話させて頂いていたのですが、まだお会いしたことがなかったため、お会い出来、直接今後のお手入れなどのお話をさせて頂けよかったです。
色々とお気づかい下さり、本当にありがとうございました。

そして午後からのお客さま宅へ向かわせて頂いたのですが、午後からのお客さまもご家族でお出かけをなされており、わざわざそれを知らせるためにメールを下さいました。
また、終わる時間にまでご配慮くださり、お戻りいただきありがとうございました。
こちらのお客さま宅はエメラルド・グリーンという品種で、こちらも寒さ、暑さにも強く、非常に日当たりを好みます。
お客さま宅の南側に5本植えてらっしゃり、特に西側の2~3本が大きく成長していたため、高さをそろえつつ、透かせていただきました。
<Before>                          <After>
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こちらのお客さまも、ご主人さまがメールでご依頼くださっていたのですが、お見積り時に直接お会いできず、
本日作業途中にお戻り下さってからは、色々とお話や今後のお手入れ方法などもお伝えできよかったです。
また、最後の切った枝葉集めなどもお手伝い下さりありがとうございました。
かなり涼しげになり、この夏は風に揺らぐコニファーの姿をお楽しみいただければと思います。
本日はありがとうございました。

コニファーの剪定

今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へコニファーの剪定に伺いました。
今日はゴールデンウィーク初日ではありましたが、生憎の空模様。しかも気温も低く、内陸やオホーツク海側、山間部では積雪もあったほどの気温で、お客さま宅へ向かう道中も、ゴールデンウィーク初日とは思えないくらい道がガラガラで、とてもスムーズに到着いたしました。
さて、本日のコニファーですが、どこのお宅のコニファーもそうですが、植えたときは小さく、木と木の間隔も十分だったものの、生長にともない、木と木の間隔が狭くなり、葉も混み入るという状況になっておりましたので、強めに透かせていただきました。
<Before>                          <After>
IMG_5837 IMG_5838
もともと高さはお客さまの方でも詰めてらっしゃったとのことでしたので、今回は180cmにすべてそろえる程度で、ほとんどさわってなく、とにかく混み入った葉と枝を剪定バサミで終始落とし続けました。
また、これもどのコニファーにも言えることですが、どうしても葉が混み入ると、内側がどんどん枯れ込んでいきます。その枯れ葉、枯れ枝も生育の妨げとなることから、内側の枯れ込みを掃除しながら葉を透く作業でした。
今日は雨も降り、とても寒い1日でしたが、この夏、風に揺らぐコニファーの葉は、とても涼しげだと思います。
最後に雨の中、お立会い下さったお客さまに、今後のお手入れ方法や、仕立て方を簡単に伝えさせて頂き、作業を完了させて頂いております。
また、帰り際に飲み物を持たせて下さりありがとうございました。