AM松剪定・イチイ刈り込み、PM松剪定・イチイ刈り込み

本日は2件の作業をご依頼いただきました。
たまたま、午前・午後 ともに、松の剪定とイチイの刈り込みという内容でした。

まずはAM作業!
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また写真が横だの縦だのとなってしまいましたが・・・
メインは黒松!かなりもこもこに葉が生い茂り、内側に一切日が入らず、かなり枯れこんでいたので、
この際、段違いに仕立て、内側に日光が届くようにしてはどうでしょう とお客さまにご提案し、
かなりスッキリした仕上がりになりました。
また、生垣として植えてあるイチイも、今後はお客さまがご自身で刈り込みたいとおっしゃっていたので、刈込ばさみの使い方や、ちょっとしたコツなんかもレクチャーさせてもらいながら、
作業を進めました。
職人技を教える!ということについて、もしかすると抵抗のある職人さんもいるかも知れません。
ただ、私は教えて欲しいというお客さまにはどんどんお伝えします。
お客さまが植木に興味を持たれることはうれしいことですし、お客さまご自身、出来ることをどんどん増やしていただきながら、また出来ないことをご依頼いただく。
私は私で、今 出来ないことや苦手なことをしっかり身につける。
これを繰り返しながら、なかなか困難であろうご依頼を時間内にびしっと終えられるよう腕を上げていければと思っています。

そしてPM作業!
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こちらも黒松と、イチイの剪定でした。
このお客さまには11月の冬囲いについても既にご予約をいただきました。
正直、まだ冬のことは考えたくないのですが、今回の作業を終え、
作業・応対などをご覧いただいてからの追加予約は、このお客さまがご満足いただけた
証拠でもありうれしいことですね。

 

 

庭の区画整理

今日は6月初旬にプラムの伐採と、サクラと梅の剪定で伺った方からのリピートのご依頼でした。

内容は珍しく、庭の区画を整理して欲しいというもので、
広いお庭に樹木、植え込み、花、野菜…とたくさんの植物があり、ここは樹木で、ここは植え込みで、ここは花で…と整理したいといご希望でした。
また、お隣との境界線をはみ出しているものもあり、そこについても気になさっておられたので、全てを区画内に、かつ、整理させていただきました。

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(こういう感じの区画整理を2区画つくらせていただきました)
6月初旬のご依頼に続いての今回のご依頼ですが、お客さまがおっしゃるには、歳も取り、娘さまご夫婦にこの家をいつ引き継ぐかわからない。なので、いつでも綺麗な状態で引き継げるようにしておきたいとのことでした。
お庭の手入れひとつをとっても、ご依頼の背景はお客さまによって様々です。
ただ表面上だけを手入れするのと、お客さまのご依頼くださった背景(きっかけ、動機、希望)を伺い、そのご期待に添おうという気持ちで手入れするのだと、私自身、結果は絶対に異なると思っています。
これからもお客さまとの対話を大切にしながら、失礼に当たらぬよう伺える範囲で色々お話いただきながら、ご希望を叶えられる仕事をしていきたいと思います。

低木20本超の剪定

今日は3m未満の木20数本の剪定をご依頼いただきました。
もみじ、枝垂れもみじ、梅、イチイ、ツツジ、薔薇、アジサイ・・・とにかくバラエティに富んだ
素敵なお庭でした。
朝9時より作業を開始し、開始直後は肌寒かったせいでトレーナーを着ていたのですが、
昼前から太陽も顔を出してくれ、急激に暑くなり、20数本を剪定し終えたころには
17時ながらも、汗だくでした。

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3年ほど放置していたとおっしゃっていたお庭ということもあり、刈り込み甲斐がとてもありました。
とくにイチイは、全体を円錐形に仕立てるのか、段作りに仕立てるのかを
お任せいただけたので、枝振りや葉の付き具合をみながら、段作りになっていないイチイを
段作りに仕立てるという楽しさを味わいながら作業をすすめさせていただきました。
(写真を撮り忘れましたが・・・)

本数も多く、2日かがりになるかとも心配でしたが、どうにか1時間に3本ペースで快調に進められ、
お客さまにもまた後日、改めてお時間をとっていただかずに済みました。

AM剪定 PM剪定・消毒

一昨日はオフ、昨日は6件の見積もりということで、久々の作業でした。

まず午前中に伺ったお客さま宅では、ライラックの剪定、イチイの剪定、ツツジなど4本の刈り込みを
行いました。
札幌では5月~6月にライラックが見ごろを迎えます。そのライラック、実は7月頃から翌年の花芽の準備に入るため、剪定をするなら今しかない!というタイミングでのご依頼となりました。
また、ライラックは強い剪定を嫌います。花が終えたらその花がらだけを落とすように剪定するのが基本ですが、今回は大きくなりすぎたライラックの木を翌年花が楽しめなくてもいいから小さく仕立てて欲しいというご要望があり、かなりスッキリとさせていただきました。
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そして午後・・・本来は予定が入ってなかったのですが、午前中の作業がかなり早く終わり、
かつ、今月も26日と30日の2日間以外はすべてご予約でいっぱいだったということもあり、
ご希望のお客さまを少しでもお待たせしないために、急きょ別日程だったお客さまに連絡をさせていただき、日程前倒しで午後から伺うことにさせていただきました。
午後は薔薇がうどん粉病を発症したというお客さまで、薔薇の剪定および消毒、またついでに
桜の木の剪定・ライラックの剪定・イチイなど植え込みの刈り込みという多彩なメニューでした。
まずはアーチに仕立てられた薔薇のうどん粉病がひどい個所を剪定し、つづいて薔薇とその周辺の植物を消毒・・・薔薇のトゲにかなり苦戦はしましたが、生傷も植木職人としての勲章と思いながら、
作業を進め、18時過ぎにすべての作業が完了しました。
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このお客さまのご協力も得られたことで、今月の空きスケジュールも2日から3日へと1日余力が持てました。明日以降ご希望いただいたお客さまのもとへ、その1日を有意義に活用させていただきたいと思います。

イチイの刈り込み

今日は以前 赤松の剪定をさせていただいたお客さまの紹介で、
ご近所のイチイの剪定2本のご依頼でした。
今日もご紹介くださったお客さまとお会いし、お礼をお伝えしたのですが、
ご紹介いただくというのは職人として本当にうれしいものです。
改めてこの場をお借りし、お礼申し上げます。

さて、今日のイチイですが、いままではお客さまご自身が剪定ばさみでパチパチと刈ってたらしいのですが、なかなか剪定ばさみだと時間もかかって大変だということと、そのご紹介を受けて、
ご依頼くださりました。
もともと段違いに刈り込まれており、今日はその伸びた分を切り戻して欲しいというご要望でした。

イチイの剪定は、従来、秋口にするものだと一般的には言われています。
どうしても夏場に新芽が伸びて、樹形が崩れるからなのですが、
今回はその夏場にしっかりと陽と風を通し、葉にボリュームをつけたいというご要望もあり、
この時期にしっかり刈り込ませていただきました。

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刈込ばさみで刈り込み、剪定ばさみで仕上げて・・・綺麗な玉が16個と13個の2本分で計29個!
3時間かけて仕上げました。

高木 黒松伐採!

本日は元気がなく、虫が付き始めてご近所に迷惑をかけているから
松を伐採して欲しいというご希望のお客さまからのご依頼でした。
虫?と思いましたが、天気も良く、軽快に訪問したのですが、
見せていただくと、枝葉にびっちりと成長した毛虫が付いていました。
(はい、毛虫の写真はアップしませんのでご安心を)

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まずは木に登るための道を作ろうとしても、毛虫だらけで枝を掴むこともできず。。。
天気も良く暑かったですが、レインコートを着て完全防備のうえ、まずは毛虫を落としながら、
枝を切り、木の頂上までたどり着くまでに1時間!
途中、毛虫を踏みつけたり、握ったりもしながら、どうにか上にたどり着き、
そこからはいつもの枝を落としながら、チェーンソーで切り刻みながら、伐採を行いました。

そして今度は伐採して地面に落ちた毛虫との戦いです!
噴霧器で農薬(スミチオン)を吹き付け、1時間ほど待ち、追い打ちをかけるようにまた噴霧。
全滅することには夕方となっており、それから掃除をして終了しました。

今回はご依頼くださったお客さまだけでなく、近所を通りかかる人、みんなが声をかけてくれ、
これで毛虫を見なくなるわ!
犬や子供と安心して散歩に出かけられる!
毛虫が気持ち悪かったけど助かるわ!
と、まるで町内会のお助けマンにでもなったかのように、色んな方に感謝されました。

11時間の死闘!

今日は途中小雨も降る曇天のなか、枝垂れもみじ4本と黒松など計6本の剪定と、
22mにもわたる生垣(ドウダンツツジ)の刈り込みを行いました。
本日のお客さまのご希望は、とにかく短く!すっきり!仕上げて欲しいとのこと。

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雨がポツポツ降っていたので、本降りになる前に高い木から・・・と思い、まずは高木枝垂れもみじに
手をつけはじめ、続いて同じ要領で枝垂れもみじの低木3本・・・、中木の梅、低木の黒松・・・と。

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このお客さまは、私で植木職人が6代目らしく、毎回毎回短くスッキリさせて欲しいと要望を
伝えているのに、なかなか職人さんにその要望を受け入れてもらえなかったらしいのですが、
「あなたが一番要望通りにスッキリさせてくれた」と非常に嬉しい一言をいただきました。
また、最後の生垣刈り込みを終えたのが19時と、11時間もの作業時間を要したわけですが、
「今までの職人さんは2~3日かかってた」とお客さまが、1日で終えたスピードにも
驚いて下さっていました。

日ごろは1人で作業をするので、他の植木職人の方が、どれくらいのスピードで、どう作業を進めているのかが分からないのですが、このように、過去の5人の職人さんと比較して、
ご要望、作業スピードが1番!と言って頂けると、本当に嬉しく励みになります。

草刈り50坪!

本日は草刈りのご依頼で、その広さはなんと50坪!
朝の8時過ぎに到着し、刈払機のエンジン音でご迷惑をお掛けする近隣のお宅へ
まずはご挨拶。
そしてそこからが長かった・・・
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この2枚の写真でだいたい15坪分くらい。これの3倍以上のお庭ですから広い広い!
まだ季節が6月上旬ということで、伸びきる前のご依頼となりましたが、これ以上放置していると、
虫が大量発生する可能性も高まるため、とても良い頃合いの草刈りでした。
途中、義理の両親も刈った草集めを手伝いに来てくれ、どうにか19時くらいに終了!

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これをご覧になったお客さまは、大変喜んでくれ、来年も頼むねと、お心遣い(現金)まで手渡そうと
してくれました。
ただ「こだま屋」は、見積もり以上のお金は受け取らない主義ですので、気持ちだけ頂戴し、
このお金でまた次回ご依頼くださいと、ありがたくお返しさせていただきました。

いや、でも本当にうれしいです。
行った仕事が、お客さまのご期待以上だったからこそ、そういうお心遣いまで下さろうとしたと思うと。これをまた次の励みにさせていただき、明日からの作業をまた頑張ろうと思います。

人工芝張り

今日のご依頼内容は、天然芝を敷いていたけど、手入れが大変なので一部人工芝に替えて欲しいという
ものでした。
いつもは一人で作業をするのですが、今回は大掛かりな作業ということで、以前にもこのブログでご紹介した方にヘルプを依頼し、2人で作業を進めていきました。

まずは小雨の降る中、草刈りからスタートです。
私が草刈りをし、その方が建物の際の雑草を刈るというコンビプレー!
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それから人工芝の仮置きを行い、地面の凹凸をなくす作業(地均し)を行いました。
そして地面が平らになり、人工芝のポジションも決まった段階でカット作業です。
人工芝のカットでは、以前私が趣味でやっていた革細工用の革包丁がなかなか良い仕事をしてくれました。
そしてお庭の形にカットし終えてから、改めて際の残った雑草を1本1本手作業で綺麗に抜き取り、
人工芝のジョイント部分には、人工芝用テープと杭でしっかりとめました。
(つまづくと危ないですからね)
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施工後のお庭にお客さまにも足を運びいれてもらい、お客さまも「ふかふかして気持ちいいな」と
ご満足そうにおっしゃっていました。
ご依頼主さまはお庭でBBQが楽しみとのこと。
雑草のないふかふかなお庭で、ご家族さまがみんな笑顔で、楽しいひとときを迎えていただけると
思うと、昨日の買い出し、今日の運び込み、雨の中の作業の疲れ・・・すべてが吹き飛びます!

プラムの伐採

今日は久しぶりの伐採作業を承りました。
プラム・・・和訳?すると、すももです。
毎年たくさんの実を付けてくれるそうなのですが、如何せん、かなりの高さにまで育ってしまったので、虫やカラスの恰好のデザートとなってしまうので、今回は思い切って伐採して欲しいというご要望でした。
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まずは伐採前のお客さまのこれからと今日の作業の無事を祈願したお清めの儀式。
そしていきなりチェーンソーで切り倒してしまうと、近隣住宅の壁やお庭の他の植物を痛めてしまう恐れもあるため、木登りして、高い場所の枝を1本1本手のこで落としていきます。
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そしてある程度まで手のこで枝を落とし終えてから、幹の部分をチェーンソーで伐採!
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住宅地ということで、出来る限りチェーンソーの作業時間を短くすることで、
エンジン騒音を抑えていることも「こだま屋」の作業のこだわりのひとつです。

今日は一通りの作業を終えてから、回収した木枝ゴミをチップ再生工場へ持ち込みました。
実はそこで知り合いの伯父さんが勤めているのですが、行くといつも「お疲れ!」と声をかけてくれます。(今日は冷えたお茶の差し入れまで頂きました)
正直、お客さま宅での庭木作業を終え、疲れきった体で最後にチップ再生工場へ行く・・・
そこでいつも笑顔でかけてくれる労いの言葉を聞いて、あぁ今日も1日怪我なく無事に終えられたと、
ホっと出来るのです。本当にありがたいことです。

昨日に続いて・・・赤松剪定

今日も赤松の剪定のご依頼をいただきました。
今日の赤松は、昨年の落雪により枝が折れてしまい、どうにか形を作って欲しいという相談からでした。
確かに建物側の枝がなく、葉も全体的に腰がなく少ないようにも思えました。
まずは建物側の緑をつみ、将来的に枝数を増やしていけるよう考えながら作業しました。
他は南側に面しているということで、ぐんぐん伸びた緑をひたすらつんでは、葉の濃い部分を葉揉みして、全体的に透いていく作業を進めていきました。

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本当は奥の大きなもみじの剪定もやって欲しいけど、予算などの関係もあり、これはまた次回ということで!とのこと。

また、今日は作業途中、向かいで外構(庭造り)の工事を別の業者さんがやっていたのですが、
そちらの代表の方に声をかけられ、色々と話を聞いていると、園芸、植木、造園などの仕事をしている
若年者層(20代後半~50歳くらいまで)の集まりやイベントなどの主催もなさっているとのことで、こういった横のつながりが欲しい私としてはとてもうれしいお話でした。
その方にもまず聞かれたのが、Facebookはやってないの?でしたので、近いうちに始めようと思います。

赤松の剪定

今日は6mの赤松の剪定を行いました。
朝起きると土砂降りの雨でしたが、天気予報を見ると午後から天気は回復するとあったので、
それを信じてお客さま宅へ向かわせていただきました。
赤松は北海道の海岸線沿いなどに生育していることが多いのですが、今回のお客さまも、ご両親が函館出身で、札幌に引っ越してくるときに移植をなさったそうです。

樹齢40年を超える赤松・・・とても立派です。
一度高さを詰めているようで、かなり横に枝が広がり、電線や歩道にもかかっていました。
お客さまのご希望も、高さはあまり変えずに、とにかくすっきりと透いて欲しいとのことで、
本来、赤松は生育が遅めの木のため、あまり強い剪定はしないのですが、今回は剪定時期もよかったことから、かなり強めに透かせていただくことにしました。

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さすがにこれだけ枝振りが良く、高さもあったので、三脚ではとどかず、
枝の上をサーカスの綱渡りのように渡りながらの剪定作業・・・あまり風が吹いてなくてよかったです。

途中、ご近所の奥様がうちも頼みたいとおっしゃって下さったり、仕上がりにご依頼主さまも
大変ご満足いただけ、After写真の空のように、とても清々しい気持ちで作業を終えました。

黒松剪定とデザイン刈り込み作業

今日は黒松の剪定と低木刈り込み4本、低木伐採1本の作業をご依頼いただきました。
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タイトルはU
FO(左)と無数の銀河惑星(右)と、勝手に自分でつけながら、
楽しく刈り込んでいました。
ところで、この写真をよーく見てもらうと・・・手前の方に緑と白の物体が!
そうです、バリカンです!
実はこのバリカン、前職の時お世話になった人がこのブログを見てくれており、
みんなでお金を出し合ってプレゼントしてくれたのです。
そして、今日この大事な大事なバリカンをはじめて使わせてもらっての作品が
この「UFOと無数の銀河惑星(笑)」ということです。
いや、前職の話をするとなかなか話が尽きません。
今の私の、お客さまに対する考え方や、心の在り方、経営感覚についても、
すべて前の職場の社長をはじめ、先輩、同僚、後輩たちと過ごした時間の中で培われており、
今もなお、その社長や仲の良かった人たちと連絡をとらせてもらっては、
この「こだま屋」についても相談させてもらったりしています。
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はい、話題を戻すためにもう1枚写真を挿入しました。
剪定後の黒松です!
この黒松、私ははさみを一切使わず、すべて手作業(素手)で5時間かけて仕上げました。
途中、通りかかりの男性が「はさみで作業をやってるのはよく見かけるけど、手で摘み取ってるのは
はじめて見たよ」と声をかけてくれました。
そうです、はさみでやった方が早いには早いのです。
しかし「こだま屋」は出来る限り手でやることにこだわりを持っているのです。
手でやるメリットは、何といっても、今年出た新しい葉を誤って切ってしまうことがない!からです。
松の剪定はこの時期、緑という上に向かって伸びてる芽と、去年からの古い葉を落とします。
そして末広がりに育っていくよう、いくつかの緑を残し、今年出た新しい葉だけを残しながら、
来年以降の枝振りを考えながら進めていくといった、とてもデリケートな作業です。
だからこそ、そんなデリケートな作業には、直接神経の通っている素手で作業をすることで、
絶対に失敗しない!思い通りに仕上げられる!という確実性がうまれ、その仕上がりにお客さまも
ご満足いただけるわけです。

現に、今日は「また来年も頼むね」とうれしいお言葉をいただきました。
これに「はい」と答えた以上は、来年までしっかり腕を磨き、怪我なく、この事業も継続させ、
また来年の今くらいに、このお客さまに喜んでもらわなければなりません。

そんな改めて気持ちが引き締まった1日となりました。

追伸:もらったバリカンの充電が1時間しかもたず、無数の銀河の玉を4つ作れはしましたが、
UFOをはじめ、その他の刈り込みはすべて手作業(刈込ばさみ)で行いました。
だから・・・今度は替えのバッテリーが欲しいです。あと12尺の三脚も欲しいです(笑)

松の緑摘み・葉揉み作業

今日は3mほどの松の緑摘み・葉揉み作業をしてきました。
(お客さまに同意いただくのを忘れていたため写真はありません)
高さは3mでしたが、立派な門かぶりとなっており、ご近所の方がたまに手入れもしてくれるとのことで、今年新たに出た緑はある程度摘み取られてもいました。
今回のご依頼は、緑摘み・葉揉み作業もそうなのですが、主には高さを半分くらいにして欲しいとのご要望でした。正直、1/3くらいに切り詰めるのであればまだしも、半分に切り詰めるとなると、元気な木でも枯れてしまう恐れもあります。お客さまにもそのご案内とリスクについての説明も差し上げ、
とりあえず1m(1/3)ほどの高さ分を切り詰めるということにしました。

今回は持参した8尺の三脚も使わず、思いっきり背伸びした状態で届く作業でしたので、その状態で作業を進めました。

実は私、身長もそこそこ高め(180cm)なのですが、それ以上に腕が長い!
この仕事をするまでの間は、特にその利便性に気づきませんでしたが、この仕事をするうえで、この腕の長さというのにとても重宝させられています。
いつからなのか、どこでどう間違ったのかは定かではありませんが、この長い腕に生まれ育ったことについても、親に感謝?!ですね。

 

サクランボの木の伐採!

今日のご依頼は8mのサクランボの木の伐採です。
朝から戦闘モードで気合いを入れて、いざ!お客さま宅へ。
といっても、ここまでこの木が大きく成長するのに、お客さま曰く35年とのこと。
私は今年で38歳なのですが、この木に生命が宿ってから、それに近いくらい同じ空気を吸い、
大地に根を張っていたと考えると、敬意をさえ払うべきだと感じました。
私は高木伐採をするとき、必ず行う儀式があります。
それは、日本酒によるお清めです。
伐採作業の安全と、木を伐採した後のお客さまの幸福を祈願しながら、
木にお酒をかけ、両手を合わせ、それから作業をさせて頂きました。

昔から 木霊(こだま)という言葉があるくらい、木にも魂が宿っているという考え方もあると聞いたことがあります。

たまたまか運命なのかは分かりませんが、私の名前もこだまです。そういう言い伝えは大事にしながら、これからもお客さま、私自身の安全な作業を心がけていきたいと思います。

今日の幹・太枝ごみ処分が400kg!

これを切り、車に積み、ゴミ処分場で降ろす…

結構、後片付けやゴミ処分が大変だったりするのです。こりゃ、明日は筋肉痛だな。

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松、梅、絵にも描けない美しさ

今日は雨の中、草刈り作業をしてきました。
草むしり・・・に関しては、土が雨でぬれていることで、根っこごと引き抜きやすくなるのですが、
刈払機を使ってだと、刈払機の歯に葉っぱがこびりついて、何度も作業を中断することに。
お客さまにはお時間を取らせてしまい申し訳ない限りでした。
しかし雨の日の刈払機にもメリットはあります。
刈った葉が風で飛んでいくことがない!刈払機のエンジン音が雨音に打ち消されて目立たない!

草刈り時に乾燥していて、かつ、風が強いと悲惨です。刈った草がご近所に飛んでいき、気まぐれな風に舞う草との追いかけっこほど、こっぱずかしくも、体力を消耗する作業はありません。

そう考えると、雨でよかったのかも知れません。

結局、草刈りの写真は雨のため撮影しなかったのですが、昼過ぎに家に帰った私は、
そもそも松や梅の木で、どういった枝振りが最も美しいのかと、数日前の梅の木の剪定以来 気になってしまい、
ネットで色々と画像検索していました。
・・・そして、私なりにたどりついた究極の美しさがこれです。

もっともっと修行を積まないことには、こうはなかなかならないでしょう。。。
まさしく、絵にも描けない美しさ♪ 描いてますが(笑)

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イチイ(オンコ)の剪定作業

今日はイチイ(オンコ)の剪定作業です。
かれこれ5年ほど放置していたというイチイでしたが、こちらも高い!
7m近くはある木で以前は段作りをしていたとのこと。
今回は5年ぶりの刈り込みということで、枝葉は暴れ放題!なかなか刈り込み甲斐のある枝っぷりです。

ちなみに話はズレますが、オンコの実を食べたことある人もいると思います。でも、気を付けてくださいね、種を割ると実は有毒成分が存在しているんです。
さて、今回の刈り込み剪定のご要望ですが、やはり段作りがよろしいかと。お客さまにも2,3年かけて綺麗な段作りの玉に仕上げていきましょう!とご提案のもと、
今年はその下地作りと、1.5mほど高さを詰めて欲しいというご希望にお応えした作業となりました。

実は写真は1本しか写っていませんが、この高木が2本あったということで、作業が終わったのは19時・・・
写真が暗くて申し訳ないです。

そして案の定、刈り込みバサミで50個以上の玉を作ったこともあり、両腕がパンパンに筋肉痛。

まだ翌日に来ただけ良しと考えます。

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梅の剪定作業

今日は梅の木の剪定作業を行いました。
立派な高木7m!さすがにデカイ!

今期もいよいよ始まりました!木登りエクササイズ、いや、札幌での剪定シーズン!
実は、この梅の木は放置していると徒長が早く、しかも真上に向かって伸びることが多いので、すぐに不恰好になってしまいます。

ですから、まずは下から木全体を見上げて、この1年で伸びた徒長枝を選別しながらどれを落とし、どれを残そうかと考えます。

そこからはお得意の透き剪定(枯れ枝、古枝、内向枝、平行枝などを落とす)作業をしながら、木に登るためのルートを確保!
そしてお客さまのご希望ということで、高さはあまり変えず、どんどん剪定しながら降りては登っての繰り返し。

どうです?!スッキリしましたよね。
日光も風も通って、何だか木も喜んでくれている気がします(自己満足)

これでこの夏、多少暑くなっても爽やかなお庭を演出してくれると思います。

Before              After

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