今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合わせくださいましたお客さま宅へヒノキの剪定に伺いました。
広いお庭にとても大きく存在感のあるヒノキがあり、高さもおよそ9mという大木でした。
今回はメールでのお問い合わせだったのですが、その時点でご要望も書いて下さっており、お見積りもとてもスムーズに進みました。今回のご要望は高さを2/3くらいにして、電線にまとわりつくように伸びた枝葉を切って、少し小ぶりにしたいというご要望でした。
<Before> <After>
まずは2連はしごをかけて木に登り、高さを詰めました。ただここまで大きな木になると、高い場所でも幹が結構太く、天端から2mほどは手のこで落としたものの、そこからの1mくらいの幹はチェーンソーを使って芯を詰めさせて頂きました。また、内側の葉が結構枯れており、枯れ葉を揉み落としながら、枯れ枝や徒長枝を剪定することでかなり軽やかになりました。また、ここまで大きいと木のぼりだけでは枝先まで届かず、2連はしごを枝に立てかけては登って透いて、また立てかけては登って透いての繰り返しを行いながら木の周りを1周して大まかに形づくり、最後は12尺の三脚の上から高枝切りばさみを使った仕上げとなりました。
お見積り時からご夫婦でお立会い下さり、最後のご確認もご夫婦でご覧頂いたのですが、とても丁寧にやってくれ、見違えったと喜んで下さり、1日の疲れも吹き飛びました。
お昼には奥さまが、お菓子やたくさんの種類の飲み物をご用意下さり、昼休憩や夕方の小休憩時に頂きながら作業をさせて頂きました。
来春以降、内側にも陽が入ることで、枯れ葉も減るかと思いますし、カラスなどにも巣を作られづらい環境(例え作られてもかなり早い段階でご確認頂ける状態)になったかと思います。そして何より作業中もそうだったのですが、中庭へ木漏れ日も入るようになり、ヒノキの株元にあるシャクナゲやボタンなどにも良い影響があるかと思います。
本日は強風の中の作業ということでご心配も下さり、お昼にはたくさんの差し入れと、最後に嬉しいお言葉もたくさん頂戴し、本当にありがとうございました。