アブラムシの退治とイチイの刈り込み

昨日は東京であった植木職人の技術研修に出向いていました。
職人歴30年、40年の方には、気力・体力・スピードで勝ったとしても、
やはり手仕事、技術と経験ではなかなか適いません。
それでも、ただ少しでもその技を盗み(学ばせていただき)、時間という経験の溝を埋められる可能性があるのであればと、1日お休みをいただいて勉強してきました。

さて、今日のご依頼いただいた仕事ですが、ツツジの葉がべとついているというお悩みのお電話がきっかけでした。見積もりに伺い、葉を見せてもらうとかなりの数のアブラムシがついており、
お客さまの話によると2年連続でほとんど花もつかなかったとのことです。
また雪の重みで枝が折れ、かなり枯枝もついていた状態だったため、
まずは枯枝を抜いて、剪定で形を整え、それからの消毒という流れをとりました。
しかし、今日は曇ったり、雨がぱらついたりの生憎の天気。
また、明日・明後日の札幌の予報も雨。
この状態で噴霧器による消毒だけだと、せっかく消毒をしても、雨で薬品が流れてしまう恐れがありました。ですので、急きょ、ホームセンターへ向かい、粒状の根から成分を吸わせるタイプの薬品を追加購入し、即効性のある噴霧器による消毒で、表面にいるアブラムシを退治し、
さらには、葉の裏などに隠れたアブラムシには粒状の薬品で時間をかけて退治するという
2つの手段をとらせていただきました。
あとはもう1本ご依頼いただいていたイチイをバリカンで手早く刈り込ませていただき、
小雨の中の作業が完了!
今日は雨のため写真はありませんが、これでアブラムシもしっかり退治でき、
翌春、綺麗な花をたくさんつけてくれることを願うばかりです。