白樺の枝落としと桜の伐採

今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へ、白樺の枝落とし作業と、サクラの木の伐採に伺いました。
もともとサクラの木の調子が悪いということでご連絡を頂き、先日お見積りがてら拝見させて頂いたのですが、サクラの木の半分以上が枯れており、樹皮にはカビやキノコの菌が付着しているようで、殺菌するという方法もなくはなかったのですが、近くの他の植物に感染してしまっては大変なことと、やはり枯れた部分の枝を抜いたあとのサクラの樹形が、少し可哀想な感じもあり、新たに出てきている新しい枝のみを残して伐採をさせて頂くことになりました。また、その際、白樺がかなり徒長しており、電線に触れそうな印象もありお客さまにお尋ねしたところ、こちらの枝落としもご依頼下さったという経緯でした。
<Before白樺>              <After白樺>
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まずは白樺です。8mほどの高さにまで徒長した枝が数本あり、二連梯子をかけてまずは徒長した枝を3m分ほど落とさせていただきました。また電線とは反対側ではありましたが樹形を崩す徒長枝の長さを詰めてひとまわり小ぶりな白樺にさせて頂いております。
<Beforeサクラ>              <Afterサクラ>
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続いてサクラです。まずは元気よく新芽を出した枝のみを残し、手ノコとチェーンソーでバッサリと伐採させていただきました。また切り口には癒合剤という腐食防止と殺菌消毒に有効なクリームを塗り、噴霧器を使って殺菌剤を散布、また殺菌殺虫効果のある粒状薬をサクラの近くに撒いて作業は完了です。
写真にはないのですが、もう1本最近植えられたとおっしゃっていたサクランボの苗木もあり、そちらへも殺菌剤の噴霧と粒状薬の散布を行わせて頂いております。
また作業完了をお立会い下さったお客さまも、白樺の様子をご覧になり安心なさっておりましたし、桜については今後の殺菌方法についてご案内させていただきました。
今日は朝から娘さまにお車の移動を行って頂き、奥さまも最後立ち会って下さりありがとうございました。