サクランボの木の伐採

今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合せ下さりました新規お客様宅へ、サクランボの木の伐採作業に伺わせて頂きました。
今回の伐採対象となります桜の木ですが、お客様が土地を購入される際に苗木から植えられたもので、40年ほど経つ思い入れのおありな木だと伺いました。伐採途中も、作業の様子や、だんだん小さくなっていくサクランボの木をご覧になっておられ、これだけ家主様に思ってもらえる桜の木は幸せなんだろうなと思いながら、ご依頼下さった作業を進めさせて頂きました。

伐採前 サクランボ

まずは到着後、ご挨拶の後、ブルーシートを敷いて道具類の準備を行いました。お隣様宅とも近い場所での作業ということで、お客様がお隣様へ前もってお伝え下さっていたそうなのですが、作業前にも改めてひと言お掛け下さり、お陰でトラブルなどもなくスムーズに作業を進めることができました。
作業と致しましては12尺の三脚を用いてまずは細枝から順に払っていき、続いて太枝、幹という順に、どんどん伐採作業を進めさせて頂きました。
また、ほぼ真下に枝を落とせるスペースがあったため、手ノコをほとんど使うことなく、作業序盤より小型チェーンソーを使って進めたため予定よりも早く終えることができました。

伐採後 サクランボ

全て切り終え、根の先の方で新たな芽も出ていたため、根にある程度傷も入れ、根の枯れ込みが少しでも早まるように処置させて頂きました。
お客様もサクランボの木を管理できなくなったことに対する伐採で、少し複雑な思いをなさっていたのですが、このサクランボの木がなくなったことで、その近くにあった牡丹やオンコなど別の庭木に太陽や栄養が注がれることで、今までにない新たな命が芽生えるという考え方も出来ることをお伝えし、今回の作業を終えさせて頂きました。
また帰り際に、お庭の赤松の剪定を来春以降でお声がけ下さるというお話や、複数の飲み物まで持たせて下さるなど、大変よくして頂き、本当にありがとうございました。

そしてそのお隣様からも、後日、梅の木の剪定とオンコの伐採のご依頼を頂くことが出来ました。ありがとうございました。