コウヤマキ・オンコなどの剪定

今日は昨年よりお声がけ頂いては、今シーズンも複数日作業を行わせて頂いておりますリピーター様宅へ、コウヤマキの透き剪定、オンコの段作り刈込み、そしてドウダンツツジ8本の刈り込みを行いに伺わせて頂きました。

コウヤマキ作業前
コウヤマキ作業後

まずはコウヤマキの透き剪定から行わせて頂きました。写真だけでは非常に作業前後の違いが見えづらいのですが、今までの表面をきれいに刈り込まれており、形が出来ていたのですが、なかり枝葉が混みあっており、内側へと太陽が差し込んでいる様子がなかったため、今回は小枝の数を減らし、内側へと日光や風が入りやすい状態に透かせて頂きました。

オンコ刈込み作業前
オンコ刈込み作業後

続いてオンコの刈り込みです。表面を充電式の電動バリカンで刈り込み、刈込みばさみで表面を仕上げ、更には剪定ばさみで枯れた小枝などを落とすという作業を段作りの玉一つひとつに施していきます。玉も薄くなり、涼し気に仕上がりました。
また、これら作業以外に8本のドウダンツツジの刈り込み作業も行わせて頂いております。
更には、6月下旬と7月頭にも別の庭木の剪定や伐採、刈込みなどのご依頼も頂いたうえで、冬囲いにつきましてもご希望下さりありがたい限りです。
お仕事を頂けるだけても感謝なのですが、毎回のように休憩室をご用意下さり、今日もたくさんの飲み物や食べ物を頂きました。そして帰りにはお菓子や飲み物を沢山持たせて下さっただけではなく、晩御飯のおかずには十分すぎる量のおかずまで持たせて下さり本当にありがとうございます。
こちらの御宅のご主人様とはプロ野球の話を、奥様とは庭木や趣味、夢などの話をいつも楽しくさせて頂いており、毎回伺わせて頂くのが楽しみでもあります。
また次回6月下旬に伺わせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。
本日もありがとうございました。

生垣の刈り込み、コウヤマキの剪定など(2日目/4日間予定)

今日は昨日お伺いさせていただいたお客さま宅での2日目の作業を行わせていただきました。
今日はイチイの生垣の刈り込み(半分)のほか、コウヤマキの剪定、藤棚の剪定、ウメの木の剪定を行わせていただいております。
<Before生垣>                       <After生垣>
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まずは生垣です。まずは5mのスタッフ(工事用のものさし)で直線になるよう生垣に宛がいながらサイドをバリカンにて刈り込ませていただきました。その後、刈り込みばさみで高さを揃える作業を行い、更に仕上げで全体をバリカンで刈り込んで作業は終了です。今回、この生垣をご依頼くださるうえで、なかなか高さが揃わなくて・・・とお客さまがおっしゃっていたので、多少葉がない部分が露出しても枝さえ揃っていれば、新しい葉は出てきます。また上の部分に関しては多少薄めに刈り込むことで、サイドの葉のない部分にも陽が入りやすくなるので、とにかく高さを揃えることに時間をかけて進めさせて頂いております。
その結果の写真がこちらです。
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なかなか綺麗に横一直線に揃い、二世帯でお住まいのお母さまも驚いて下さりました。
高さはスタッフを用いて、高さを常に測りながら進めさせていただき、道路側からは165cm、お庭側からは150cmでそろえさせて頂いております。
とは言え、22mほどある生垣のまだ半分しか終わっておらず、明日その続きを行わせていただきます。
<Before生垣(全体像)>                 <After生垣(全体像)>
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バリカンの充電切れと、刈り込みばさみで腕がパンパンになったため、続きは明日です。
<Beforeコウヤマキ>           <Afterコウヤマキ>
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続いて高野槙です。コウヤマキはその名の通り、あの空海(弘法大師)がまつられていることで知られる高野山(和歌山県)が原産です。刈り込みにも耐えることのできる強い木なのですが、どうしても刈り込むと葉先が茶色く変色することから、今回は1.5mほど高さを詰めたうえで、剪定ばさみで枝を透きながら切る方法を取らせていただきました。
<Before藤棚>                       <After藤棚>
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続いて藤棚です。藤は長く伸びたツル状の枝には翌年に花がつき辛いことから、主枝から2~3節を残して、あとはバッサリと切らせていただきました。
ちょうど藤棚の下にベンチとテーブルがおいてあり、そのテーブルにいただいた差し入れのクーラーボックスがあります。(今日もたくさんの差し入れ、ごちそうさまでした。棚下の木陰での小休止、とても清々しい気分になれます)
<Before梅>                        <After梅>
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最後は梅の木です。幹が大きく外へ開くように育っている木なのですが、これも昨日のモミジやモクレンと同じよう、以前の職人さんが立ち枝、内向枝を残して、キノコ型に仕立てておられました。
が、うちではご希望であればキノコ型にもすることはあるのですが、木は本来末広がりになるよう外へ外へと枝葉が伸びるものです。また立ち枝や内向枝が育つこともありますが、それらのえだはやがて日陰になったり、幹や他の枝と絡み、生育が邪魔されて枯れることになります。ですのでこだま屋ではそういった不要枝を抜き、透かせる剪定を行わせていただいており、こちらのお客さま宅でもその剪定を行わせて頂いております。

今日は2階にお住まいの奥さまからの差し入れだけでなく、1階にお住まいのお母さまからも差し入れを頂きました。おかげで途中それほど疲れることもなく、夕方にお腹がすくこともなく(笑)、最後まで作業を行わせていただきました。本当にありがとうございます。
明日は3日目です。生垣の残りと、札幌ではめずらしい柿の木などの剪定を進めさせて頂く予定であり、4日目の作業に関しましては11日もしくは13日のどちらかお客さまのご都合のよい日に伺わせていただきます。