今日は以前ホームページをご覧になり、お問い合わせくださいましたお客さま宅へ伐採作業に伺いました。
こちらのお客さまは、数日前、今日の作業日の最高気温がこの夏一番高くなることを知り、私の身体をお気づかい下さってご連絡まで頂いていたお客さまでした。
私も何かあってはご迷惑になると、2リットルの凍らせた水とスポーツドリンク、塩分補給の食べ物、タオル、着替えと万全の準備で予定より早めに到着して作業を進めさせていただきました。
今日はお見積りにお立会い下さった奥さまのほかに、ご主人さまもいらっしゃり、ご挨拶させていただきながら、今回は切った枝ゴミの処分をお客さまにお願いすることとなっていたため、切り刻んだ枝の置き場所などをご指定いただきました。
<Beforeモクレン> <Afterモクレン>

まずは6mほどのモクレンの伐採です。高さは6m前後とかなり大きく育っていたのですが、枝の付け根にあたる幹の部分が高さ3mほどだったこともあり、8尺の三脚から枝葉を手のこですべて落とし、幹をチェーンソーで輪切りにさせていただきました。枝の付け根が1点に集中していたおかげで、予想よりもかなり早く作業を終えることができました。
<Beforeウメ> <Afterウメ>

続いては梅の木の伐採です。こちらは残念ながら枯れてしまっており、今回伐採を行わせていただいたのですが、実は枯れている枝の方が乾燥して硬くなっており、ハサミやノコギリの葉で切るには力も時間もかかるのです。ただ今回はモクレンがかなり早く終わったということもあり、細枝を出来る限り細かく切り刻み、ゴミ袋に入れるところまで行わせていただきました。また、太枝は1m以内の長さに、幹はチェーンソーで50cm以下の高さに切り刻んで作業を終えさせて頂きました。
今日は作業中、ご主人さまはご自宅まわりの草むしりやお手入れなどをなさっており、今後のお庭の活用方法もお考えのご様子でした。実際に中庭には青枝垂れや紅枝垂れ、オンコなど、立派な木だけではなく、石灯籠や飛び石など、私の好きなものがたくさんあり、横目でこのお庭いじりをしたいな なんて思いながら作業をさせて頂いておりました(笑)
帰り際にはご主人さま、奥さまの御二人が外に出てきて下さり、冷たい飲み物まで持たせて下さりました。
来年以降、植木の剪定や伐採、防草処置など、ご相談だけでも結構ですので、もしまたお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければと存じます。
本日は前もったお気づかい、そしてお立会いくださり、本当にありがとうございました。
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ウメとモクレンの剪定
今日は以前ホームページをご覧になり、お問い合わせくださったお客さま宅へウメとモクレンの剪定に伺いました。昨日のブログでもご紹介したとおり、本来は今日が作業日だったのですが、今日は朝から天気予報通りの土砂降りで、昨日半分くらいの作業を前倒しで行わせていただき、今日は残り半分の作業(ウメの木2本とハクモクレン1本)を行わせていただきました。
<Beforeウメ1> <Afterウメ1>

こちらはお庭の角にある門かぶりの梅の木です。梅の木は古い枝には花がつかず、新しい立ち枝に花芽をつけやすいため、古い枝と徒長枝を落とし、若い立ち枝は出来る限り残す方法で剪定させていただきました。
写真では分かりづらいですが、全体的に1.5mほど高さも詰めております。
<Beforeウメ2> <Afterウメ2>

こちらは中庭の梅の木です。こちらも古い太い枝を切ることで高さを詰めて、細い立ち枝を極力残させて頂いています。また、お客さまともお話をしていたのですが、梅の木は上へ伸ばすより、横へ太枝を伸ばしながら、その横に伸びた太枝から出る立ち枝の花を楽しむもので、どちらかというとこの梅の木は、すくすくと素直に上へ成長しているため、また2、3年後にお手入れさせていただく際、更に上へ伸びる太枝を切らせてもらって、低く、横へ広がる枝を、将来作っていく方向です。
<Beforeモクレン> <Afterモクレン>

最後はモクレンです。一番高い場所で6m以上はあったと思います。どうしてもモクレンを2,3年放置すると、ぐいぐいと上へ伸びてしまいます。今回はそろそろ出来始めつつある来年の花芽の場所を意識しながら、勢いよく伸びた枝を切り、数本の枝を付け根(幹の部分)から抜かせていただきました。
こちらのお客さま宅も、五葉松やサクランボ、オンコやタマツゲなど、色んな樹木があり、今回ご依頼くださったような高い木もあれば、お客さまがご自身でお手入れなさっているという低めの木もあります。
その低めの木の中でも刈り込むお手入れを行う木が多かったので、充電式バリカンを実際に手にとってもらい、その便利さをお伝えするなど、色々とお話もさせていただきました。
また最後に、「来年は五葉松をお願いするわ」とおっしゃってもらい、その際に今回の赤松や梅の成長も確認させてもらうことを楽しみにしております。
今回は、急きょ昨日の午後から伺わせていただき、そのお陰で(予定通りずぶ濡れにはなりましたが(笑))今日は半日で作業を終えることができました。本当にありがとうございました。
梅の木の伐採
今日は梅の実が毎年なり過ぎてしまい、近所の敷地内に梅の実が落ちては
毎日のように拾わなければならないからという理由で、思い切って伐採をしたいという
ご依頼でした。
<Before> <After>

内側の小枝を含め、とても良い枝ぶりの梅でした。
これだけ良い梅だと、花も実もたくさんつくことに納得です。
高さも6mほどあり伐採には惜しいほどの梅だったのですが、
そこまで手がかかってしまっては仕方もなく、上から順に手のこを使いながら、
お隣の敷地や物置の屋根などに気をつけて作業させていただきました。
今日のお客様宅も私と同年代の息子さんがおり、本州で家庭を築かれているとのこと。
私のことを息子のように、飲み物やトイレ、最後には切った枝を一緒に運んだりと、
色々ご配慮下さりました。
そしてたまには遊びに来ていいから(笑)とまでおっしゃってくださり、
温かい気持ちでお客様宅を後にしました。
剪定・伐採・刈り込み
今日は梅とモクレンの剪定、モミジ2本の伐採、イチイ4本・ドウダンツツジ・ボケの刈り込みを
ご依頼いただきました。
まずは2mほどのモミジを2本、手のこで伐採して、作業場所を確保。
そして梅、モクレンの剪定をおこなったのちに、刈込作業という順序で進めさせていただきました。
<Before> <After>

お客さまが、梅の実で梅酒を作りたいとおっしゃっていたので、三脚にのぼったついでに、
梅の実の収穫を手伝い、何だかくだもの狩りに行ったかのような時間を過ごさせていただきました。
また、以前飼ってた犬に似ているからと、犬の置物をおいてらっしゃり、
リードを玄関のドアにかけておられたのですが、玄関を出るたびにそのリードを跨ぐ必要がありました。今日はお年を召したご夫婦がお客さまだったということもあり、ひっかかると危ないかなと思ったので、ドウダンツツジの刈り込みついでに、ツツジの枝に犬のリードをかけられるようにして、
リードを跨がずに玄関を出られるようにさせてもらいました。

これを見て、お客さまも驚くほど喜んで下さり、私も本当にうれしかったです。
梅・コブシ・イチイなどの剪定
今日は梅やコブシなど5本の剪定をご依頼いただきました。
西日本では台風情報などが気になるなか、札幌は朝こそ少し肌寒かったものの、
昼には気温も上がり、ほぼ快晴といった、北海道らしい夏というお天気でした。
今日はお見積後の即作業をご希望のお客さまだったため、前もってお庭を拝見することなく、
道具を準備していきました。すると3-5m未満の中木がほとんどで、
万が一に備えてもっていった12尺の三脚はまたもや失敗。
それでも、高さが届かずに、お客さまにご迷惑をおかけすることを思えば良しとし作業を開始させていただきました。
まずは梅の木です。Beforeの写真では、完全に梅に隠れていた後ろの赤松が、
Afterでは姿を現しました。(梅と赤松が重なっており、剪定後の様子が少し見づらいですね)
梅はとにかく毎年花を楽しみになさっているというお話を伺っておりましたので、
透き剪定であまり小枝を抜かないように、外側の徒長枝を中心に枝数を減らしました。
(梅は分岐した枝から出る小枝に花や実がなるので、実がボトボトと落ちるのが嫌ということがなければ、小枝を残すという選択肢で剪定しています)
また、イチイやコブシなどは、とにかく丸坊主に近いくらいに剪定してというご依頼であり、
多少の枯れこむ可能性を重々お伝えしたうえで、思いっきりスッキリさせていただきました。
<Before> <After>

申し訳ない程度にしか葉のない姿も、案外可愛らしいものですね。
6月・7月の札幌は、年間を通しての降水量が最も少ない季節です。
しかし、8月・9月と冬に向けて少しずつ降水量が増していこうとするなか、
枯れてもいいとおっしゃっていただいていても、手がけた職人としては枯らしたくないのが心情です。
そこで、必要以上に水を吸い上げないよう、少し※根切りをして、本日の作業を終了しております。
※根切り・・・葉を思いっきり剪定した場合、吸い上げた水分を蒸散し辛くなり、腐る可能性があるため、少し根に傷をつけ、吸い上げる水分量を減らす作業
姫こぶし、梅、イチイの剪定
今日は天気の良いなか、スッキリ気持ちよく剪定をおこなわせていただきました。
この方はお住まいが札幌のほか、川崎にもあるそうで、今回剪定をご依頼くださった樹木以外にも、
北海道ではふつう育たないような ハナモモやサカキなんかもお庭に植えておられ、
つい珍しさからキョロキョロしてしまいました。
まずは高木の姫コブシ!
つづいて、梅と高さを詰めて欲しいとご依頼のあったイチイ!
どれも今日の天気にふさわしいサマーカット!
作業中、お客さまは外出されており、かつ、お客さまの裏庭での作業ということで、
今日は誰とも話すことなく、太陽の下、マイペースでゆったりと仕上げさせてもらいました。
伐採や草刈りも、また別の楽しみや満足感がありますが、こういった天気での木登りは格別です。
おかげでまた一段と日焼けしたようで、腕がヒリヒリしております。





