冬囲い作業@札幌市西区

今日は毎年のように冬囲い作業、冬囲い外し作業、夏剪定や秋剪定などをお任せ下さっているリピーター様宅で、冬囲い作業に伺わせて頂きました。
昨晩から今朝にかけてもさらに積雪量が増え、作業が出来るか不安もありましたが、昼前より天気が良くなる予報となっていたこともあり、予定通り作業に伺わせて頂きました。

黒松の雪吊り

まずは玄関前にあります黒松の雪吊りから行いました。焼き丸太の先から縄を垂らし、黒松の下枝とを結んで枝を少し吊り上げるような格好で行っていきます。
また通りからも目立つ場所にあるということから、焼き丸太の先に藁ぼっちを付けて、見ても楽しめるように吊らせて頂きました。

冬囲い 三又絞り

続いて門を入り、玄関アプローチにありますドウダンツツジ、サツキ、オンコなどの冬囲いです。竹3本、または4本で組み、三又、四又絞りにして枝木が折れないように囲わせて頂きました。

冬囲い作業後

続いて中庭の冬囲いです。
背が高くて枝が細い西洋石楠花は、比較的枝が折れやすいので竹4本を使ってしっかり囲い、段作りのヒャクヒョウヒバは雪吊りにして、下枝をしっかり吊っております。モンタナマツやオンコには防風ネットを掛けて寒さからも守れるようにさせて頂きました。
作業前と比べると雪の量が半分くらいになるまで雪どけが進みました。
明日からまた少し暖かくなるそうで、一旦は積雪も完全に溶けてくれるかと思います。

今日は雪の中、寒いのにごめんね!と、お客様がとても気にして下さっておりました。防寒対策は万全なので寒い思いはしていないのですが、途中、温かい飲み物やお菓子の差し入れまでして下さりありがとうございました。
また来春、冬囲い外しの作業で伺わせて頂きます。今シーズンもお世話になりました。ありがとうございました。