AM.倒木処理(コニファーの伐採)、PM.折れ枝の応急処置

今日は朝から4件のお客様宅へお見積りに伺わせて頂き、その途中などで2件の作業を行わせて頂いております。お見積りにお立合い下さりましたお客様、ありがとうございました。

まずは1件目の作業からです。こちらのお客様は先日ホームページをご覧になり、お問合せ下さりましたお客様で、台風によりご自宅のコニファーが斜めに倒れ掛かっているというご相談でした。当初、お見積りのみの予定で伺わせて頂いたのですが、私自身、少し時間に余裕があったことなど、うまくタイミングが合ったお陰で、そのまま作業を行わせて頂くこととなりました。
<Before>             <After>
 
御自宅には10本ほどの大きなコニファーがあり、日ごろお客様の方でお手入れもなされているということで、内側が枯れこむことなく、いずれのコニファーも元気に育っておりました。しかしそのうちの1本が先日の台風により倒れ掛かってしまったということで、どうにか起こす方法もなくはないものの、やはり根元がかなり不安定となってしまっており、また強風などが吹き荒れることで再び倒れる恐れもあることから、今回は伐採を行わせて頂くこととなりました。
作業と致しましては、高さ4.3mほどのコニファーを高さ1mくらいまで手ノコで少しずつ切り詰めていき、最後の幹の部分は小型チェーンソーで伐採させて頂きました。
また、他のコニファーにつきましても、かなり高さが出てきていることもあり、来春以降はお任せ頂ける方向でご検討も下さっているとのことで、もしよろしければ4月に入ったタイミングでご連絡等を頂けると光栄です。
本日はお見積りだけの予定が、作業をご依頼下さるだけではなく、その場で行わせて頂けたことで非常に助かりました。ありがとうございました。

続いて2件目のお客様宅です。こちらのお客様はこの夏、ご自宅前の立派な黒松と、中庭にございます五葉松の剪定をご依頼下さったリピーター様でした。2,3日前にご連絡を頂戴したのですが、そのご連絡では、植木とは別件のとある業者さんに来てもらった際に、黒松の枝がトラックとぶつかったことで、枝の一部が破損したという内容でした。携帯でお写真も送って下さっていたのですが、まずはその枝の様子を確認させて頂くために本日伺わせて頂きました。

写真ではわかりづらいのですが、枝自体は完全に折れた訳ではなく、下枝の先端部分の表皮が割れ落ちた様子だったのですが、表面より余計な水分や菌が入っていかないように応急処置を行わせて頂き、その後の様子を春先に見せて頂く予定となっております。
思っていたよりも深刻な状況ではなかったとはいえ、木にとってみると木の皮のすぐ内側(間)が木の枝の組織の中で最も大切な個所の一つでもありますので、春の状況確認と、その後(初夏)の新芽(緑)の成長まで見届けさせて頂きつつ、どうにか元気な芽が出てきてくれることを祈らせて頂こうと思います。
また、もちろんこういったトラブルは、お客様や庭木のことを考えると、ないに越したことはありませんが、その業者さんとも少しお電話でお話させて頂いたところ、とてもきっちりと受け答えして下さっており、その後も責任をもってご対応も下さるとのことでしたので、お客様もご安心なされているのではないかと存じます。
また本日、ご対応下さった奥様が、飲み物やお菓子をご用意下さっており、帰り際に持たせて下さりました。ありがとうございました。また枝先など、異変がありましたらご連絡を頂ければと思います。次回は雪どけ後、4月頃に応急処置のテープを外しに伺わせて頂きます。本日はお立合いありがとうございました。