プンゲンストウヒの伐採

今日は先日ホームページをご覧になりお問合せ下さりましたお客様宅へ、8mほどありますプンゲンストウヒの伐採作業に伺わせて頂きました。
先日の台風でも結構揺れてしまっていたそうで、大きくなりすぎてしまったトウヒの揺れや、これからの季節の積雪とその落雪が原因で、近隣の方にご迷惑になってしまってはという、お客様のご配慮より今回の伐採作業をご依頼下さりました。
<Before>             <After>
 
朝、到着時にご主人様が表に出てきて下さり、ご挨拶させて頂きました。
また奥様もお隣さんへお声がけ下さっていたご様子で、非常に助かりました。
まずは道具類の準備からということで、ブルーシートを敷き、枝などの落下範囲に歩行者の方が誤って入って来てしまわないように、カラーコーンなども立て、離れた場所からも目立つように工夫をさせて頂きました。
また、お隣さんとの境界に近い場所での伐採作業ということで、枝葉や幹の落とす場所をまずは確定させ、その方向に落としやすい角度から梯子をかけて作業を進めて参りました。
まずは伸縮する梯子を用いて枝葉を落としつつ、2連梯子を掛けれるまで作業を進め、その後は2連梯子にかけ替えて手ノコで枝葉を落としながら天端まで登っていきました。
それからは、手ノコで先端より幹を落としながら梯子を下りていき、途中からは小型チェーンソー、そして三脚で届く高さになってからは大型チェーンソーに持ち替えて伐採作業を進めさせて頂いております。
途中、ご主人様も外に出てきて下さっては、お声がけ下さったり、長年連れ添ってこられたトウヒの姿をご覧になられていました。
作業終了時には、ご主人様と奥様がご一緒に出てきて下さり、これで台風が来たり雪が積もっても安心とおっしゃりつつも、少し寂し気でもあったご様子のように感じました。

また切り株も立派で、直径30cmを超える大きな年輪でありました。
これだけの木がなくなることで、見慣れるまでは少し寂しくもあるかも知れませんが、沢山の陽がお庭に差し込んでくることになり、その新たに陽が入る場所のお庭づくりについて、楽しそうにお話されているお客様ご夫婦がとても素敵に思えました。
帰り際には飲み物まで持たせて下さりありがとうございました。また何かございましたらお声がけ頂けると光栄です。この度は本当にありがとうございました。