イチイの自然樹形剪定

今日は、今シーズンで4年目のお付き合いを下さっていることになりますリピーター様宅で、イチイの自然樹形剪定を行なわせて頂きました。まずは到着後、お客様お立会いのもとで、どの様に剪定していくのかを打ち合わせさせて頂き、その場でお見積りをご提示のうえ、作業を行なわせて頂きました。
<Before>             <After>
 
今回のイチイは7m近い大きな木で、今回は高さを1.5m弱ほど落とし、全体的に少し小ぶりで丸みのあるような形に剪定させて頂くことをお伝えのうえ、作業を開始致しました。
まずは2連はしごを幹に掛け、登りながら内側の枯れ枝などを払っていきました。そして幹の先端にたどり着いたのち、枝ぶりを確認しながら高さを落とし、天端付近から剪定ばさみにて形成しながら降りていきました。
やはりこれだけ大きなイチイともなれば、幹付近からの作業だけでは枝先の剪定作業をするには、全く届かないため、その後12尺の三脚を立てて、木の周りを1周しながら、幹から離れた枝先の形成を進めて参りました。
今日は天気も良く、お客様もお庭作業をなされていたのですが、完成したイチイの木をご覧になり、ここまでスッキリするのなら、もっと早くにやっとけば良かったとおっしゃって下さり、仕上がりにご満足頂けたご様子でホッと致しました。また、こちらのお客様は毎回そうなのですが、今回も途中複数の飲み物を差し入れして下さり、途中ごちそうになりながら作業を行なわせて頂きました。
そしてこの夏、さらに黒松やイチイの刈込もご希望下さっており、またその頃にお声がけ頂けると光栄です。本日もありがとうございました。