ヨーロッパ赤松などの剪定@札幌市北区

今日は毎年この時期に作業をご依頼下さりますリピーター様宅で、大きなヨーロッパ赤松の剪定と、2~3mほどの赤松3本、モクレン1本、ハナカイドウ1本と、敷地の外へとせり出しそうな低木や草花の剪定を行わせて頂きました。
こちらのお客様は関東圏にお住まいで、お子さんたちの夏休みを利用して、札幌の御宅へとお戻りになられ、お見積りや作業を行わせて頂くのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、お子さんたちの夏休み期間も短縮となり、さらには関東圏からの移動となりますと、かなりの長距離でもあることから、今回はこちらにお戻りになることを控えられたとご連絡を頂戴しました。ただ、ありがたいことに例年通り作業自体はお任せ下さり、その内容につきましても当方にお任せ頂けるということで、今回は最も伸びていたヨーロッパ赤松の剪定のほか、お隣さまやご近所様にご迷惑にならないよう、敷地の外へと越境しそうな草花を整理させて頂いたり、防犯上、御宅がお留守になっていることをカモフラージュするように、外から見て、お手入れされているお庭だと分かるよう、通り沿いにあります赤松やハナカイドウなどの剪定を行わせて頂きました。

作業前 ヨーロッパ赤松 剪定
作業後 ヨーロッパ赤松 剪定

まずはヨーロッパ赤松の剪定です。こちらは幹に梯子をかけて木に登り、高さを50cmほど詰めたうえで、2~3年もつように少し強めに透かしながら剪定を進めていきました。そして上から2段分を木登りで剪定したあとは、12尺の三脚を用いて剪定作業を進めていきました。
また、お隣様側へも枝葉が伸びていたことから、そちら側への枝を少し短めに切らせて頂き、形を整えさせて頂いております。
また、ヨーロッパ赤松の株元にありますライラックや、その奥にありますアジサイをはじめとする低木、草花もお隣様の敷地に入らないよう切らせて頂いております。

剪定前 赤松、モクレン、カイドウなど
剪定後 赤松、モクレン、カイドウなど

とても奥行きのある広いお庭で、剪定対象となりました赤松3本、モクレン、ハナカイドウの向こう側にあるヒバやオンコなどが重なって、写真では仕上がりが分かり辛いのですが、それぞれ剪定をさせていただきました。
赤松はまだ成長過程の若い木で、ある程度、将来残したい枝を残し、それ以外の枝葉を落としていきました。
モクレンは毎年1.5mほど上へと伸びることから、その伸びた分の切り戻しを行わせて頂きました。
またハナカイドウは歩道側へとせり出しつつ、赤松と絡み合うように枝が伸びていたので、枝を短くカットし、敷地内に収まるよう剪定させて頂きました。

こちらのお客様にはいつも大変良くして頂いており、帰省のたびにお土産を買ってきて下さったり、作業中に差し入れなどをして頂いたりするほか、北海道で地震があったときなども、お子さんたちも心配してお声がけ下さるなど、本当にありがたい限りです。
今年は時間の関係でお庭の中央にある池付近のヨーロッパ赤松の剪定が出来ませんでしたが、もしまた来シーズンもお声がけ頂けましたら、次は池付近のヨーロッパ赤松と、イチイ、モミジの剪定のお手伝いを行わせて頂きたいと思います。
今シーズンもお声がけ下さりありがとうございました。