五葉松とサクラの枝落とし作業

今日は以前ホームページをご覧になり、お問い合わせくださいましたお客さま宅へ、五葉松とサクラの木の枝落とし作業に伺いました。
五葉松はお隣さんや裏の方の敷地へ伸びてしまった枝を、ご迷惑をお掛けする前にというご配慮より、サクラは上へ徒長してしまった枝を落として、もう一度下枝を育てなおしたいというご要望でありました。
<Before五葉松>              <After五葉松>
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ちょうどお隣さんとの境界側より写真を撮らせていただいたのですが、敷地をまたいでしまっていた枝を落とすことで、かなり空が開けた感じがします。また、裏の御宅側へ伸びた枝も同様に落とす作業を行わせて頂いております。実は今回この五葉松の枝落としだけでなく、来春以降で高さを詰めたうえでの剪定も、既にご依頼下さりました。お庭の角地に植えてある五葉松のお隣さん側と裏の御宅側の枝を落とし、かつ高さを詰めて枝を整えるとなると、木への負担もかなり大きく、木を弱らせては可哀想というお客さまのお考えにより、作業料も都度かかってしまってでも、2度に別けて作業をご希望下さいました。
<Afterサクラ>
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サクラはBefore写真の撮り忘れのため、After写真のみとなってしまいました。
こちらのサクラはもともと、あと2~2.5mほど高く、裏の御宅側へも枝葉がせり出ていました。
枝数も少なく徒長してしまっている感が否めませんでしたが、35年ものあいだ、苗木から育てられていたとのことで、サクランボの収穫も楽しまれているというお話も伺っており、幹を4mほど残し、下枝を新たに育てて、樹形を作り直す方向となりました。こちらも一度に幹の高さを詰め過ぎるとサクラが枯れてしまう恐れもあるため、2~3年そのまま下枝を育てつつ、次回はもう2mほど幹を詰めて、サクランボの収穫にも適した樹形へと仕立てなおしたいと思っております。
また、このサクラの木をご覧になった奥さまも、よくあの状態から私の好きな形に変えてくれたと喜んで下さり、私もとてもうれしかったです。

お見積り時、そして本日の作業時ともに、ご夫婦でご予定を合わせてくださり、色々とお話もさせて頂けました。
途中、拓けた中庭でスイカや茶菓子などを出して下さり、お客さまご夫婦とご一緒に頂いたり、春先には五葉松をはじめ、オンコやヒバのご依頼も下さったり、さらにはお隣さんへもお声がけ下さり来月初旬に作業をご依頼頂いたり、帰りにも飲み物を持たせてくれたりと、本当に色々と良くして下さり、お世話になりました。
最後はご主人さまとも趣味(アウトドアがお好きでキャンピングカーの内装もご自身で改造されたり、私も好きなカヤックを洞爺湖で手作りされていた)などのお話にも至り、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
本日はありがとうございました。また来春よろしくお願い致します。

五葉松の剪定

今日は以前ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へ、五葉松の剪定に伺いました。
今回のお客様はお忙しくなかなかご自宅にいらっしゃらないとのことで、メールと電話でのみのお打ち合わせとなり、ご不在の中でのお見積り、ご依頼、作業となりました。
<Before1>                 <After1>
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<Before2>                 <After2>
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今回のご要望は、一つひとつの玉をひとまわり小さくコンパクトにし、緑を摘むだけではなく、透かしも入れるという剪定でした。
まずは枝ぶりや葉の様子をみるため、下から覗きこんだり、三脚を立てて上に登ってみました。これはどの御宅の五葉松もそうなのですが、やはりこちらの五葉松も内側にかなりの枯れ葉を抱きかかえてしまっており、更には一部の枝にカイガラムシもついている状況でしたので、それを踏まえて、玉と玉の間に隙間が空くくらい、ひとまわり~ふたまわりくらいのイメージで小さくし、陽や風が入り易いよう、玉の厚みも少し薄めにしようと、午前中いっぱいの時間を使ってまずは枯れ枝取りと、玉を小さくする作業を進めました。また、午後からは緑を摘みながら、枝葉の濃い部分に透かしを入れ、まるまる1日をかけて完成しております。
また今回ご不在だったということから、カイガラムシの今後の処置など、簡単にではありますが、手紙を残させていただき、失礼させて頂いています。
今年は少し小ぶりにすることで、枯れ葉の貯めづらい環境づくりをさせていただきました。この状況でカイガラムシがどうなるかという様子をお客さまにもご確認いただきつつ、来年、再来年は緑摘みと枯れ葉を落とす作業だけで、少しずつボリュームを戻していくという方向付けで、本日の作業を終了させていただいております。
今回は初めてのご依頼にも関わらず、ご不在のお見積り、作業で何かとご不安もおありだったかと存じます。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
本日はありがとうございました。

五葉松・サクラなどの剪定

今日は以前ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へ、五葉松などの剪定に伺いました。
こちらのお客さまは、お問い合わせからお見積りまでの最短記録保持者さま(笑)でして、たまたまご近所で作業を行い、片づけて帰ろうとしたタイミングで、こちらのお客さまからお見積りのご依頼を下さり、そのまま向かわせていただいたという、お問い合わせからお見積りまで15分くらいで伺わせていただいたお客さまでした。
<Beforeサクラ・モミジ>                  <Afterサクラ・モミジ>
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写真の一番右よりモミジ・サクラ・イチイが写っており、まずはそのモミジからなのですが、こちらは野村モミジで、上の方の枝には葉がなく、枯れてしまっている状態でした。しかし幹の下の方より3か所の幹吹きがあり、葉が残っていたため、もともと伐採のご予定でしたが、最低限生きている部分だけ残す方向となりました。
こちらは三脚にのぼり、手のこで枯れ枝を全て落としてから、幹の枯れている部分のみをチェーンソーを使って切らせていただきました。
続いてその横のサクラです。サクラは毛虫により葉のない枝や、腐ってしまっていた枝もあり、それらを全て抜いてから、間延びしてしまっていた枝を切り戻し、少し小ぶりに形を整え、切り口に癒合剤(殺菌消毒剤)を塗らせて頂いております。
<Afterサクラ(お庭の中より)>
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<Before五葉松>              <After五葉松>
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こちらはご依頼主さまのお父さまが毎年刈り込みばさみで刈り込んでらっしゃったそうです。しかし高い場所ということもあり、今回ご依頼くださることとなりました。今回は緑を摘むだけでなく、せっかくなので透かしも入れさせていただき、玉と玉の間も少し隙間を入れて、日光や風が通りやすくさせていただきました。
また、今回この五葉松の枝にはかなりのカイガラムシが付いており、まだそれほどの被害は受けてなかったのですが、このままにしておくとまずいということで、急きょ殺虫剤を買いに走り、散布させていただいております。
ちなみにカイガラムシはその名の通り、外側を何か(殻?毛?)で覆われているため、アブラムシや毛虫のように薬を直接吹きかけても、すぐに退治できるというものではありません。一般的にはカイガラムシ駆除の方法としては、薬を散布するのですが、その薬がカイガラムシ自体をコーティングすることによって、樹液を吸えなければ呼吸も出来ないという状態にして殺すという方法で退治します。
ですので、薬を散布したらしばらく放置し、ホースで勢いよく水を吹きかけることによって、死んだカイガラムシは流れ落ちるという方法をお試しいただけるようお客さまにもお伝えしております。

今日の札幌は天気が良すぎるくらい良く、久々に夏の暑さを感じました。途中、冷たい飲み物と甘いお菓子を出して下さり、いつもは帰り際や帰ってから頂くことが多いのですが、今日はすぐに頂き、午後からの体力回復に役立てさせて頂きました。
本日はありがとうございました。

黒松・五葉松の剪定など

今日は先日ホームページをご覧になり、お問い合わせ下さったお客さま宅へ黒松などの剪定に伺いました。
こちらのお客さまは、現在関東圏にお住まいで、札幌にあるご自宅のお庭が手つかずだと、防犯上よくないことと、近隣の方々へのご配慮から、夏場に1回、秋に1回(冬囲い)、春に1回(冬囲いはずし)の年間管理を今シーズンよりご依頼くださいました。
今回はそのお客さまへのご報告も兼ねて、写真を多めに(さらにお客さま向けへの写真は他にもあり、別途ご報告いたします)掲載させていただきます。
<Before黒松>               <After黒松>
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まずは黒松です。ちょうど緑もいい具合に伸びた頃合いで、手でポクポクと緑を折るように摘み取りました。
また、ちょっと古葉が濃かったため、新芽を折らないように注意しながら古葉も取り除き、かなりスッキリ仕上がりました。
黒松を下から見上げた写真がこちらです。
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<Before五葉松>             <After五葉松>
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続いて五葉松です。こちらは木ばさみを使って緑を切り落とし、樹形を乱すはみ出た枝なども落として形づくりました。

<Beforeヒバ>               <Afterヒバ>
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最後にヒバです。この写真だけを見比べても、少し枯れた部分がなくなった程度に思われてしまうかも知れません。正直、この大きさのヒバなら、表面を刈り込むだけで終えると5分もかからないくらいです。
しかし、実はこのヒバに60分も費やしました。その理由が、このヒバは表面こそ葉があるものの、中を覗くと枯れ枝がものすごく混み合い、完全に陽が遮られ、葉が全くありませんでした。
ですので今回は年間管理の初回ということもあり、中の枯れ枝を全て取り除き、葉と葉の間に隙間を作って、日差しが中に降り注ぐよう60分かけて透かしを入れさせて頂きました。
<ヒバの枯れ枝取り除き後>       <ヒバから出た枝ゴミ>
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枯れ枝取りや透き剪定は内側の作業なので、今日だけの結果をみると、刈り込みだけでも仕上がりよく終えれたのですが、やはりご依頼下さったお客さまが、何カ月後か何年後かに札幌に戻られた際、このヒバが今までよりもさらに元気に葉を付けてくれていたらいいなと思い、枝を掻き分けて作業させて頂きました。
(この秋、冬囲いに伺った時、このヒバがどうなっているか私自身楽しみです)

この他にも、野村モミジの剪定やツツジなどの低木のお手入れを行わせて頂き、最後に芝刈り(草刈り)を行いました。
<Before>                          <After>
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芝の管理は、毎日の水やりと週に1度の芝刈りが重要です。しかし遠方にお住まいだとなかなかその管理も難しく、今回は芝と雑草をともに草刈り機で短く刈り込ませていただきました。
次のご訪問は11月~12月初旬の冬囲いです。
またその際にも、少しでもご安心いただけるよう、出来るだけ多くの写真を撮り、ご報告差し上げたいと思います。

その後、3件のお見積りに伺いました。
夕方にかけて雨脚が強まる中、お立会い下さいましてありがとうございました。

五葉松の剪定

今日は昨日赤松と黒松の剪定を行わせていただいたお客さま宅へ、五葉松の剪定に伺いました。
今日の札幌は昨日とは一転、どんよりとした雲に覆われ、小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、作業を行わせて頂いた午前中は雨の止んでいる時間帯の方が多く、予定通りに作業を進めさせていただくことができました。
<Before>                  <After>
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まずは五葉松の上段から順に新芽(緑)摘みを始めていきました。
昨日のうちに2つの玉の緑を摘んではいたものの、木ばさみで一つひとつ、枝の混み具合をみながら緑を落としていきました。
そして今度は少し混みいった枝の透かし作業です。どうしても混み入り過ぎると内側の葉が枯れたり、カイガラムシなどの虫も付きやすくなってしまいます。全体的にほどよく透けるように、時より枝の下から見上げるように覗き、光がどのくらい入って来ているかを確認しながら透いていきました。
透き作業の写真がこちらです。
<Before>                          <After>
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作業前はほとんど空からの光が差し込んでいませんでしたが、作業後はかなり光も見えるようになりました。
こちらのお客さまは、来週土曜の夕方に赤松の枝を支える竹の組み換えを予定しており、またお時間を頂くこととなりますがよろしくお願いします。

また、今日は13時半ころに作業を終え、その後3件のお見積りに伺いました。
お忙しいところお時間を頂戴し、ありがとうございました。
また明日も朝から作業を行わせていただき、夕方に3件のお見積りのご予約を頂いております。明日お伺いするお客さま、お見積りのお客さま、よろしくお願い致します。

五葉松とイチイ(オンコ)の剪定

今日は先日ホームページをご覧いただき、お見積りにうかがったお客さま宅での作業でした。
今日のお客様は現在札幌市郊外に住んでらっしゃり、日ごろご不在の札幌のご自宅の剪定をご希望下さいました。お見積り時にスマートフォンアプリのLINEを利用して、お見積り書や庭木の写真などをご覧いただきながら打ち合わせさせて頂きました。
今回のご要望は、五葉松やオンコがかなり伸びてしまい、隣の敷地や電線にかかっており、その枝をどうにかして欲しいというものでした。また、ナナカマドも枯れこんでおり、そちらの伐採もご依頼下さいました。
<Before>                          <After>
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かなり劇的に変化しました。
日ごろはこちらにお住まいでないということで、2~3年は手を加えなくてもどうにかなるのではというくらいに、
また、お住まいではないからこそ、庭木を心配なさらなくても済むよう、不要枝だけでなく、高さも主枝も切り詰めた仕上がりとなっております。
<奥の五葉松After>
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また、奥の五葉松はあまり枝を切り過ぎるとお隣との目隠しにならないことと、家の外壁を痛めないためにも、
あえて左右非対称の枝ぶりに仕上げさせて頂いております。

お客さまには本日の作業前、昼の作業進捗、そして夕方の作業完了報告を、こちらもLINEにてさせて頂きました。仕上がりにご満足いただけるとうれしいです。

また、作業途中にお隣の奥さまが、野村モミジの剪定のお見積りをご依頼下さいました。
こちらはご主人さまが苗木で植えられたとのことでしたが、とても立派に育ち、2階の屋根くらいの高さまで生長しておりました。こういうお声掛けはうれしいものです。
ご縁があれば、ご連絡お待ちしております。